
そんな疑問にお答えします。
「速度の早いサーバを選ぶ」
「画像ファイルの最適化」
の他に、HTML、CSS、JavaScriptなどのソースコードを最適化することも挙げられます。
ソースコードも画像と同じく、読み込むのに時間を要するため、無駄を省くことで高速化できます。
そこでソースコード最適化におすすめなのが、今回紹介する「Autoptimize」というプラグインです。
「Autoptimize」は、WordPressのソースコードを最適化するものになります。
それでは、設定方法や使い方の紹介をしていきます。
Autoptimizeとは

「Autoptimize」とは、HTML、CSS、JavaScriptなどのソースコードを最適化するプラグインです。
具体的には、改行やスペースを圧縮することで高速化することができます。
「Autoptimize」の主な機能は以下の通りです。
Autoptimizeの主な機能
- HTMLの最適化
- CSSの最適化
- JavaScriptの最適化
- 画像遅延読み込み
- ファイルの結合
ソースコードを最適化するだけでなく、画像を読み込む時間をずらしたり、複数のファイルを1つにまとめる機能があります。
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Webサイトを高速化するための機能が盛りだくさんだよ。
Autoptimizeの設定方法

それでは、プラグイン「Autoptimize」の設定方法をご紹介します。
今回の手順です。
Autoptimizeの設定手順
- Autoptimizeをインストール・有効化する
- JavaScriptオプション(初期設定①)
- CSSオプション(初期設定②)
- HTMLオプション(初期設定③)
- 画像の最適化(初期設定④)
この5つが、今回お伝えする設定内容になります。
Autoptimizeをインストール・有効化する
まずはじめに、プラグインをインストールしていきます。
WordPress管理画面から
プラグイン > 新規追加
をクリックします。

右上の検索ボックスで「Autoptimize」と入力します。
該当するプラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが終了したら、「有効化」をクリックします。

これで、インストール・有効化は完了です。
JavaScriptオプション(初期設定①)
それでは、初期設定をしていきます。
設定 > Autoptimize
をクリックします。

すると、設定画面に移動します。
まず、JavaScriptオプションから見ていきます。
こちらでは、下記の通りに設定をしましょう。
- 「JavaScriptコードの最適化」にチェックをつける
- 「JSファイルを連結する」のチェックを外す
- 「連結しないで遅延」にチェックをつける

JSファイルを連結したほうが表示速度が早くなるように思えますが、これは「HTTP /1.1」の場合のみ。
「HTTP /2」だとかえって遅くなるため、連結しなくてOKです。
ココがポイント
HTTP /1.1なら「JSファイルを連結する」にチェックをつけたまま。HTTP /2なら、「連結しないで遅延」にチェックをつけましょう。
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あなたのサイトが「HTTP /1.1」「HTTP /2」どの通信かはこちらで確認できます。
CSSオプション(初期設定②)
続いて、CSSオプション設定です。
こちらは、下記の通りに設定をしましょう。
- 「CSSコードの最適化」にチェックをつける
- 「CSSファイルを連結する」のチェックを外す
- 「CSSのインライン化と遅延」にチェックをつける

こちらもJavaScript同様、「HTTP /1.1」「HTTP /2」どちらの通信かで表示速度が変わってきます。
ポイント
HTTP /1.1なら「CSSファイルを連結する」にチェックをつけたまま。HTTP /2なら、「CSSファイルを連結する」にチェックを外しましょう。
HTMLオプション(初期設定③)
続いて、HTMLオプション設定です。
こちらは、「HTMLコードを最適化」にチェックをつけましょう。

「JavaScriptオプション」
「CSSオプション」
「HTMLオプション」
それぞれにチェックが付け終わったら、
「変更の保存とキャッシュの削除」をクリックします。

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これでWordPressのソースコードの設定は完了だよ!
画像の最適化(初期設定④)
最後に、画像の最適化の設定です。
こちらでは、「画像の遅延読み込み(Lazy-load)を利用」にチェックをつけ、「変更を保存」をクリックします。

画像の遅延読み込みとは、画面に出ていない画像はスクロールのタイミングで表示するという設定です。
始めからページ内の画像を読み込まず、スクロールするタイミングで画像を読み込むことで、サイトの表示速度を早くすることができます。
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お疲れ様でした。これで全ての設定が完了だよ!
まとめ サイトの表示速度改善に欠かせないプラグインです

今回は、「Autoptimize」の設定方法をご紹介しました。
WordPressのソースコードを最適化するプラグインとなります。
Webサイトの表示速度が遅いサイトは、Googleから評価を下げてしまうので、ぜひプラグインを導入して対策しましょう。
本日は、以上です。
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