
そんな疑問にお答えします。
被リンクとは、外部サイトからあなたのサイトへリンクを受けることを言います。
特に、良質な被リンクを増やすことでGoogleから評価され、上位表示させることができます。
そこで、今回は、被リンクの増やし方をご紹介します。
この記事を読むと、良質な被リンクを獲得する方法が分かります。
この記事を読むと分かること
- 被リンクのSEO効果は?
- 質の高い被リンク、マイナス評価を受ける被リンクとは?
- 被リンクの獲得方法
- 被リンク数を確認できる無料ツール
結論、被リンクは「量」より「質」なので、とことん「質」にこだわっていきましょう。
被リンクとは?

被リンクとは、外部サイトからあなたのサイトへリンクを受ける※ことを言います。

一方、外部サイトへリンクを送る※ことを「発リンク」と言います。
※「リンクを受ける」「リンクを送る」とは、リンクを貼るという意味です。
発リンクの詳細は、発リンクとは?発リンクを貼るSEO効果やメリットは?で解説しています。
被リンクのSEO効果は?

結論、被リンクはSEO効果があります。
「Googleが掲げる10の事実」には、下記のように述べられています。
PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。
Googleが掲げる10の事実 より引用

アニメのキャラクター人気投票と同じように、「投票数=被リンク」が多いサイト(記事)のページランクが高くなり、上位表示(1位)されやすくなります。
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Googleとしても人気のサイトを上位表示したほうがユーザーからの評価も高くなるので、被リンクの獲得は大事ですね。
質の高い被リンク、マイナス評価を受ける被リンクとは?

それでは、「どのような被リンクが質が高いのか」
また、「マイナス評価を受ける被リンクはどういったものか」
- マイナス評価を受ける被リンク
- ●被リンクを購入する
●低品質なサイトからの被リンク - 質の高い被リンク
- ●自然な被リンク
●関連性のあるサイトからの被リンク
それぞれ、見ていきましょう。
【マイナス評価1】被リンクを購入する
「自動被リンクツール」を購入し、自動で
- 被リンクサイトに登録
- 自動でサテライトサイト(無料ブログなど)を作成し、被リンクを送る
などといった行為です。
これら自動ツールで生成した被リンクは、「質の低い被リンク」として評価されるので意味がありません。
なぜなら、Googleには優秀なロボットがサイトを巡回しており、不自然な被リンクを見極めるからです。
Googleを欺く行為はペナルティの対象なので、リンクを購入するのは辞めましょう。
【マイナス評価2】低品質なサイトからの被リンク
低品質なサイトから被リンクをたくさんもらっても評価は上がりません。
例えば、サテライトサイト(自分で作成できるサイト。無料ブログなど)を量産し、そこから被リンクを送る行為はNGです。被リンク目的で「アメーバブログ」「ライブドアブログ」でサイトを立ち上げ、被リンクを貼ったら放置。当然、記事が一つもないサイトからの被リンクは「質が低い」と判断されます。
上記は自作での被リンクですが、ライバルサイトの検索順位を落とすためにサテライトサイトを量産し、被リンクを送りまくる人も中にはいます。
自分だけではなく、他人からの低品質被リンクもマイナス評価となるため、注意しましょう。
【質の高い被リンク1】自然な被リンク
質の高い被リンクは、自然に貼られたリンク(ナチュラルリンク)のことです。
「自然に貼られたリンク=(外部サイト運営者が)自発的に貼ったリンク」となります。
そのためには、「E-A-T」
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthy)
の高いコンテンツを作成することが重要です。
「このサイトが言うことだから間違いない」「このサイトなら信頼できる」と評価されるサイトを作りましょう。
「E-A-T」については、YMYLとE-A-Tの関係は?【知らないと損するSEO戦略】で解説しています。
【質の高い被リンク2】関連性のあるサイトからの被リンク
関連性のあるサイトとは、あなたと同じジャンルのサイトからの被リンクです。
例えば、「登山ブログ」を運営している場合、
- ×)「将棋ブログ」からの被リンク
- △)「料理ブログ」からの被リンク
- ○)「アウトドアブログ」からの被リンク
と自サイトと関連している被リンクが多いほうが評価されます。
Googleとしても「同ジャンルのサイトから被リンクを得ているので、良質なサイトなんだろう」と判断してくれます。
そのためには、同ジャンルのサイト運営者もが評価してくれるサイト作りをしていきましょう。
被リンクの獲得方法

それでは、被リンクの獲得方法を解説します。
今回紹介するのは、下記の6つです。
被リンクの獲得方法
- 読みやすい記事を作成する
- 質の高い記事を作成し、SNSで発信する
- SNSボタンを設置する
- 寄稿する
- 独自性のある記事を書き、引用を狙う
- 自分が運営しているサイトからリンクする
読みやすい記事を作成する
被リンクを獲得するには、リンクを貼ってくれる人があなたの記事を読み、高評価を得る必要があります。
画像や装飾がない読みづらい記事であれば、伝えたい部分が伝わらず、その人にとって「質が低い記事だな」と悪い印象のまま記事を閉じます。
機会損失を避けるために、誰にとっても分かりやすく、読みやすい記事を作ることが被リンク獲得に繋がります。
詳しくは、読みやすいブログの書き方とは?【11つのポイントを解説】で解説しています。
質の高い記事を作成し、SNSで発信する
記事を作成したら、TwitterやFacebookで発信しましょう。
多くのユーザーに認知させることができ、また、Twitterの場合、リツイートされることでソーシャルリンクを獲得できます。
フォロワーが少ないうちは効果は少ないですが、Twitterは「バズる」と一気に認知されるので、どんどん発信していきましょう。
SNSボタンを設置する
SNSボタンとは、記事冒頭や末尾に設置してあるSNSのシェアボタンのことです。

記事を読んだユーザーがSNSでシェアしてくれれば、多くのユーザーが読み、自然な被リンクを獲得しやすくなります。
寄稿する
他のサイトに寄稿させてもらうことも被リンク獲得に有効です。
寄稿することで、執筆者のプロフィールとサイトのリンクを貼ることができます。
記事を書くには、高い専門性が求められますが、被リンク獲得を待つより確実に被リンクを獲得できる方法になります。
独自性のある記事を書き、引用を狙う
「引用」を狙い、専門性、独自性のある記事を書くことで被リンクを獲得できます。
「引用」を狙うには、1次情報を書くことをおすすめします。
1情報とは、自分が体験した情報(他の人が書けない情報)のことを言います。
- 商品レビュー
- 観光名所(お店)やサービスの紹介
など、実体験を書くことですね。
他の人に真似されない完全オリジナルな記事になるので、引用されやすいです。
自分が運営しているサイトからリンクする
複数サイト運営している人は、被リンクを貼ることができます。
先程、「サテライトサイトからのリンクは低評価を受ける」と話しましたが、この場合、低評価は受けません。
記事があり、しっかり更新されていれば被リンク獲得できます。
被リンクは「量」より「質」を重視しよう

被リンクは「量」と「質」の両方から評価されます。
ただ、「量」と言っても高品質な被リンクが多いことが前提です。
なので、低品質な被リンクを増やすのではなく、良質な被リンクをコツコツ積み上げるほうが上位表示されます。
被リンク数を確認できる無料ツール

では、「実際、被リンクを獲得できているか」確認できるツールを2つご紹介します。
被リンクを確認できるツール
- Google Search Console
- Neil Patel
Google Search Console

まず、1つ目は、Google Search Consoleです。
サイトを紐付けることで被リンクの数が調べられます。
Googleが集計したデータなので、信頼できるツールでしょう。
Google Search Consoleの設定は、WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法【たった1分で完了】で解説しています。
Neil Patel

>>Neil Patel
SEOツールであるUbersuggest(ウーバーサジェスト)を提供しているニール・パテル氏の被リンクツール。
サイトのURLを入力するだけで、「被リンク数」、「ドメインパワー」、「どこからリンクされているか」などが確認できます。
検索回数に制限はありますが、ログイン不要なので、手軽に使用できます。
まとめ 良質な被リンクを集めましょう

今回は、被リンクの増やし方をご紹介しました。
被リンクは、SEO効果があり、良質な被リンクが多いと上位表示されやすくなります。
下記が、良質な被リンクの獲得方法です。
被リンクの獲得方法
- 読みやすい記事を作成する
- 質の高い記事を作成し、SNSで発信する
- SNSボタンを設置する
- 寄稿する
- 専門性、独自性のある記事を書き、引用を狙う
- 自分が運営しているサイトからリンクする
ぜひ、上位表示させるために、被リンクを意識したコンテンツ作成をしていきましょう。
SEOについての詳細は、【保存版】SEO対策とは?SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説で解説しています。
本日は、以上です。