
そんな疑問にお答えします。
SEO対策とは、作成した記事を検索結果に上位表示させるための施策です。
SEO対策するためには、検索エンジンの仕組み、要はGoogleについて把握しておく必要があるのです。
この記事では、上位表示させるために、やるべきSEO対策をご紹介します。
この記事を読むと、SEOの内部対策や外部対策など、今すぐできることが分かります。
この記事を読むと分かること
- SEOとは?
- 検索エンジンの仕組みとは
- SEO対策の3つのポイント
- マイナス評価をうけるSEO対策
- SEOが学べる本
結論、ブログでお金を稼ぎたいのであれば、「SEO対策」は欠かせない施策です。
SEOとは?

SEOとは、アクセスを増やす対策のこと

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化のことを指します。

と思った方も多いと思うので、
簡潔に言うと、
ブログへアクセスを増やす対策
のことを言います。
SEO対策とは検索結果で上位表示されること

では、どうやってブログへアクセスを増やすかというと、
「Google」や「Yahoo!」の検索結果に上位表示させる
ことが、大事になってきます。

検索結果で上位表示できれば、多くのユーザーをサイト内に集客でき、その結果として収益化に繋げることができるのです。
SEOの最大の目的は、
Googleの検索エンジンで、検索順位「1位」を獲得する
ことです。
下記は、SISTRIX社が公開した検索順位別クリック率のデータです。

検索順位別クリック率
- 1位:28.5%
- 2位:15.7%
- 3位:11.0%
- 4位:8.0%
- 5位:7.2%
- 6位:5.1%
- 7位:4.0%
- 8位:3.2%
- 9位:2.8%
- 10位:2.5%
上記のように、検索順位が1位と10位では、クリック率に約25%の差があることが分かります。
仮に1ヶ月で10,000回検索されるワードの場合、検索順位1位では2,850回、10位だと250回しか訪問されないことになります。
このように、上位表示されればクリック率も高くなることから、検索上位を獲得することの重要性が分かると思います。
重要なのは「質の高い記事を書くこと」

では、「どうすれば上位表示できるのか」
結論から言うと、
「質の高い記事を書く」
ことが重要になります。
また、質の高い記事を書くためには、下記の3つを意識しましょう。
質の高い記事を書くためのポイント
- 検索ユーザー(読者)が使いやすいサイトか
- 検索エンジンがサイト全体を把握できるか
- 記事が読みやすいか
具体的には、下記の対策がされているサイトが「質が高い記事」と言えるでしょう。
- スマートフォンに対応しているか、ページの表示速度が速いかなど、ユーザーにとって使いやすいサイトになっている
- 目次や内部リンクを入れ、ページごとに行き来できるよう導線を組み込んでいる
- 見出しや装飾、誤字脱字など、ユーザーがストレスなく記事を読んでもらう対策がされている
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詳細は、このあと解説していきます。
検索エンジンの仕組みとは

続いて、上記でたびたび言葉として出てきた、「検索エンジン」について解説してきます。
検索エンジンの対策はGoogleのみでOK

日本国内では、「Google」、「Yahoo!」、「Bing」など、各社独自の検索エンジンが使用されています。
本来であれば、上記すべての検索エンジンに対してSEO対策をする必要があります。
しかし、「Yahoo!」が2010年に、Googleの検索エンジンを採用したことにより、状況が変わりました。
下記は、2020年10月の日本国内での検索エンジンのシェア数のグラフです。

- Google : 77.6%
- Yahoo! : 14.3%
- Bing : 7.4%
ご覧いただいて分かる通り、Google(77%)とYahoo!(14%)を合計した90%以上のユーザーがGoogleの検索エンジンを使用しています。
このことから、
SEO対策 = Googleの対策
要は、検索エンジンの対策はGoogleのみでOKということになります。
Google検索エンジンの仕組みとは

続いて、Googleの検索エンジンの仕組みについて見ていきます。
どのようにして、「検索結果に表示されるか」を把握しておくことでSEOの全体像が見えてきます。
まず、Googleの検索エンジンは、下記の3つの機能で構成されています。
- クロール(クローラーがサイト内を巡回すること)
- インデックス
- アルゴリズム
また、検索エンジンは上記の3つの機能を使い、下記の流れで検索結果を表示しています。
- 1. クローラーがサイトを巡回し、情報を取得(クロール)
- 2. クローラーが取得した情報をデータベースに登録(インデックス)
- 3. データベースの情報を元にGoogle側が定めたルールで検索結果の順番を決める(アルゴリズム)
ここで一番お伝えしたいのは、クロールされなければ「検索結果に表示されることはない」ということ。
ということは、クロールされなければ、
「検索結果に表示されない=上位表示させることはできない」
ということになります。
どうすれば検索結果に表示される?

では、どうすればクロールされるのでしょうか。
それは、「自らクローラーを呼ぶ」必要があります。
クローラーを呼ぶには、「サイトマップを作成し、検索エンジンに送信する」※1必要があります。
※1 詳細は後述する
また、内部リンクや外部リンクを上手に貼る※2ことで、クローラーをまんべんなく巡回させることができ、検索結果に表示させることができます。
※2 詳細は後述する
クローラーやインデックスの詳細は、下記をご覧ください。
>> クローラー、インデックスとは?検索結果に記事を表示させるためには?
Googleの方針から見えてくるSEO対策でやるべきこと

では、ここでSEO対策ってどんなことを行えばいいのでしょうか。
Googleが提示している方針から紐解いていきます。
評価基準「E-A-T」とは?

E-A-Tとは、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthy)それぞれの頭文字をとったものです。
上記の3つを簡潔に伝えると、
- 専門性…複数のテーマを扱う雑記ブログより、ある特定のテーマに絞った特化ブログのほうが検索上位されやすい
- 権威性…「この人のいうことは間違いない」といったように特定の分野を代表する人・団体のこと。例えば、医者や弁護士、行政機関などは権威性が高い評価を受けます
- 信頼性…「この人なら信頼できる」と思われるくらい信頼を獲得できているか。当然、一般のブロガーの発言より医者や行政機関の発言のほうが信頼性は高くなります
「General Guidelines」より引用
これら1つだけ優れているのではなく、全ての要素を満たすことで、はじめてGoogleに評価され、上位表示されやすくなります。

結論から言うと、個人ブログでも上位表示させることは可能です。
General Guidelinesにも書いてありますが、Googleは「専門家ほどの専門知識がない」からといって不利な評価をすることはありません。
例えば、料理、子育て、スポーツ、ファッションなど、日常生活で経験を積むことができるジャンル、かつ専門家のような知識を持っていれば上位表示させることは可能であると名言しています。
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私が運営している別サイトでは、検索順位1位を獲得しているキーワードはいくつもあるので、私の経験からしても上位表示させることは可能です。
詳しくは、YMYLとE-A-Tの関係は?【知らないと損するSEO戦略】で解説しています。
評価基準「YMYL」とは?

YMYLとは、"Your Money Your Life"の略で健康、お金、法律、金融に関するページのことを指します。
結論から言うと、初心者に限らず、すべてのブログ運営者が避けるべきジャンルが「YMYL」というわけです。
下記が、YMYLに該当するジャンルです。
YMYLに該当するジャンル
●買い物・金融取引に関わるページ
オンライン支払い、請求、支払いなど
●財産に関わるページ
投資、税金、住宅購入、保険など
●医療に関わるページ
医薬品、病気、栄養など
●法律に関わるページ
離婚、養育費、遺言作成など
「なぜ、すべてのブログ運営者が避けるべきなのか」
上記は、ユーザーの生活に大きな影響を与えるジャンルとされ、企業の公式サイトや病院のサイトなどしか上位表示されなくなりました。
これらは、「E-T-A」に該当していない個人ブログで上位表示させるのは難しいので、YMYLジャンルは避けましょう。
Googleが掲げる10の事実とは

Googleは、会社設立後に「Googleが掲げる10の事実」を作りました。
この「10の事実」に、SEO対策のヒントが隠されています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
「Google が掲げる 10 の事実」より引用
これらをまとめると、
Googleは、「検索ユーザーが満足する検索エンジンを目指している」
となります。
そのためには、ユーザーが満足する記事(ユーザーの悩みを解決する記事)を作ることがブロガーの我々がやるべきことなのです。
SEO対策の3つのポイント

これまで、下記の内容について解説しました。
- 「SEO対策=Google対策」
- 「E-T-A(専門性、権威性、信頼性)」の高いサイトが評価される
- Googleは検索ユーザーが満足するサイトを評価する
ここからは、具体的にどのような対策をすればいいか見ていきます。
SEO対策におけるポイントは下記の3つです。
SEO対策の3つのポイント
- 内部対策
- 外部対策
- コンテンツの質
これら3つを踏まえて、記事を作成することが大事になってきます。
内部対策
内部対策とは、Webサイトの構造や記事内の対策のことを言います。
下記が、主な内部対策です。
- 表示速度の改善
- サイトマップを作成しているか
- title、descriptionが適切に記述されているか
- スマホに対応しているか
これらは、「検索エンジンにとって分かりやすい作りをしているか」。「ユーザーにとって使いやすいサイトか」。
両方を満たす対策のことを「内部対策」と言います。
全て対策したことで上位表示されるわけでなく、あくまで「やっていて当たり前」の対策です。
ライバルサイトに勝つには、この「当たり前のことを当たり前のようにできているか」がSEOでは求められます。
>> 内部対策について見る(クリックするとページジャンプします)
外部対策
外部対策とは、他サイトからリンクをもらうことを言います。
簡潔に言うと、「他のサイトであなたのサイトが紹介される」ことです。
Google検索エンジンの立場から見ると、「みんなが評価しているなら、このサイトはスゴイんだな」という形で高品質なサイトとして評価されます。
下記が、主な外部対策です。
- 被リンクを獲得する
- サイテーションを獲得する
- SNSでシェアされる
これら外部対策は、内部対策と違い、自分自身で対応ができません。
相手に動いてもらわないと被リンク、サイテーションは獲得できないため、内部対策より難易度が高い対策となります。
>> 外部対策について見る(クリックするとページジャンプします)
コンテンツの質
最後に、上位表示させるには、高品質のコンテンツを作成することが前提となります。

そうですよね。高品質な記事とはどういったものでしょうか。
そのヒントとしてGoogleが提示しています。下記をご覧ください。
●あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
●この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
●サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
●あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
●この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
●このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
●この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
●同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
●コンテンツはきちんと品質管理されているか?
●この記事は物事の両面をとらえているか?
●このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
●次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
●コンテンツが外注などにより量産されている
●多くのサイトにコンテンツが分散されている
●記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
●健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
●サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
●記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
●記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
●ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
●記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
●記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
●記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
●ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
●このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?
「良質なサイトを作るためのアドバイス」より引用
これらの項目は、検索ユーザーが何を求めているかについて、Googleなりの考えです。
各項目すべて当てはまるよう、記事を書いていきましょう。
>> コンテンツの質について見る(クリックするとページジャンプします)
内部対策【SEO対策①】

それでは、SEO対策のうち「内部対策」を見ていきます。
主な対策は、下記の11個です。
内部対策
- サイトマップを作成する
- 興味を引くタイトルをつける
- ページの概要が分かるメタディスクリプションをつける
- 正しく見出しを設定する
- 画像にはalt属性を設定する
- 正しくアンカーテキストを設定する
- SSL化(https://)
- ページの表示速度を速くする
- シンプルなURL構造を意識する
- ナビゲーションメニューを追加する
- スマホに対応する
サイトマップを作成する

サイトマップとは、サイト内のすべてのページを地図のように一覧化したものです。
サイトマップは、「ユーザー向け」と「クローラー向け」の2種類あります。
- ユーザー向け:HTMLサイトマップ
- クローラー向け:XMLサイトマップ
ユーザー向け:HTMLサイトマップ
HTMLサイトマップとは、主に検索ユーザー(読者)が利用するページです。
下記は、ZOZOTOWNのサイトマップです。

サイトの全体像が把握でき、目的のページを見つけるために役立つページとなります。
WordPressであれば、「PS Auto Sitemap」というプラグインを使って作成できます。

詳しくは、PS Auto Sitemapの設定方法で解説しています。
クローラー向け:XMLサイトマップ
XMLサイトマップとは、検索エンジン向けに、サイト内のすべてのページを記載したファイルです。
Google検索エンジンの仕組みとはで、「クローラーがサイトを巡回し、情報を取得する」とお話しました。
この巡回をサポートするのが「XMLサイトマップ」の役割となります。
サイトマップを作成すると、新規ページを更新したことをいち早くクローラーに伝えられるので、SEO対策に効果的な施策です。
WordPressであれば、「Google XML Sitemaps」というプラグインを使って作成できます。

詳しくは、「Google XML Sitemapsの設定方法」で解説しています。
興味を引くタイトルをつける

タイトルは、ユーザーが検索結果からクリックするために決める判断材料になります。

なので、興味を引くタイトルをつけることでクリック率が上がる、SEO対策に効果的な施策となります。
下記が、SEOに効果的なタイトルの書き方です。
SEOに効果的なタイトルの書き方
- 文字数は30文字以内に収める
- キーワードは左側に入れる
- キーワードは3つまで
- 他のページとタイトルが被るのはNG
- ページ内容と合わせる
- キーワード羅列はNG
上記の点を意識してタイトルをつけましょう。
詳しくは、SEOに効果的なタイトルの書き方【ブログ記事が検索結果に表示されない方必見】で解説しています。
ページの概要が分かるメタディスクリプションをつける

メタディスクリプションとは、ページ内容を簡潔に要約したものです。

ユーザーは、タイトルを見てページの内容が判断できない場合、メタディスクリプションを見て判断します。
なぜなら、タイトルよりメタディスクリプションのほうが表示される文字数(情報量)が多いからです。
なので、メタディスクリプションはしっかり設定することが大事になってきます。
下記が、メタディスクリプションの書き方です。
メタディスクリプションの書き方
- キーワードを含める
- 文字数は120文字以内に収める
- 検索意図に合った文章にする
クリック率を上げる効果があるので、ぜひ設定しましょう。
詳しくは、メタディスクリプションの書き方とは?で解説しています。
正しく見出しを設定する

見出しとは、名前の通り、項目ごとのタイトルです。
<h1>〜<h6>の6種類あり、数字が小さいほど重要度の高い見出しを意味します。
↓ 見出しがない記事

↓ 見出しがある記事

見出しがあることで項目ごとに区切ることができ、文章が読みやすくなります。
また、「ページの滞在時間を上げる」「検索エンジンにページの内容を伝える」などの効果があるので、SEO対策に効果的です。
詳しくは、SEOに効果的な見出しの書き方とは?【見出しタグを正しく使いこなそう】で解説しています。
画像にはalt属性を設定する

Alt属性(代替テキスト)とは、画像の内容を説明するためのタグです。
こちらが、記述例です。
<img src="画像URL" alt="画像の説明">
そもそも、クローラーは画像の内容を読み取ることができません。
そのため、Alt属性に記述することで、Googleに画像の内容を伝えることができます。
また、Alt属性にキーワードを入れることでSEO効果があるので、ぜひ入れるようにしましょう。
詳しくは、Alt属性(代替テキスト)の正しい書き方!【〇〇が長すぎるのはNG】で解説しています。
正しくアンカーテキストを設定する

アンカーテキストとは、ユーザーや検索エンジンにリンク先の情報を伝える役割を果たしています。
下記が、アンカーテキストの指定方法です。
<a href="リンク先のURL">リンク先の内容がわかる説明</a>
例えば、あなたが「おすすめ韓国料理10選」を見ていたとして、アンカーテキストが
「詳しくはこちら」
「美味しいビビンバの作り方はこちら」
とあった場合、
「どちらのページが、移動先の内容を想像できるでしょうか。」
このように、「Googleが掲げる10の事実」で伝えたように、Googleはユーザーの利便性を一番に考えているため、ユーザーがリンク先の内容が分かるようにアンカーテキストを設定しましょう。
詳しくは、SEOに有効なアンカーテキストの作り方は?【Googleの評価を落とす間違った4つの設定方法】で解説しています。
↑ ちなみに、これもアンカーテキストです。
SSL化(https://)

SSLとは、URLの先頭に付いている「http://」の部分を「https://」とした、URLで通信を行うセキュリティ技術です。
SSL化されていない : http://
SSL化されている : https://
↓ SSL化されていない

↓ SSL化されている

商品を購入するときクレジットカードの情報や住所などの個人情報を入力しますが、SSL化されていないサイトに入力してしまうと、情報漏えいに発展してしまうなど、サイト運営者として注意すべき点です。
また、GoogleもSSL化を推奨しています。
Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。
「Googleウェブマスター向け公式ブログ」より引用
SSL化は、レンタルサーバーを契約する際に無料で設定できます。
おすすめのサーバーは、【2021年】おすすめのレンタルサーバー3つを徹底比較で解説しています。
ページの表示速度を速くする

「Googleが掲げる10の事実」の3つ目「遅いより速いほうがいい。」に書かれているように、 ページの表示速度は速いほうがいいです。
実際、Googleによる「サイトを閲覧する際、最もイライラすること」の調査では、
46%もの人がページの表示が遅い
点を挙げています。

また、ページの表示速度が遅いと「売り上げにも影響する」ことが分かっています。
読み込み時間の1秒の遅延は、下記のような悪影響をもたらすとしています。
- ページビュー : -11%
- コンバージョン率 : -7%
- 顧客満足度 : -16%
では、ページの表示速度を上げるにはどのような対策が必要でしょうか。
改善方法は、下記の6つです。
表示速度を改善する6つの方法
- 画像ファイル圧縮する
- 画像ファイルの読み込みを遅らせる
- JavaScriptやHTMLなどのソースコードを圧縮する
- 不要なプラグインは停止するだけでなく削除する
- レンタルサーバーを変更する
- 表示速度が速いWordPressテーマにする
詳しくは、WordPressの表示速度を改善する6つ方法とプラグイン紹介で解説しています。
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ページが表示されないと、ページ滞在時間が低下し、SEO評価を下げてしまうのでしっかり対策しよう
シンプルなURL構造を意識する

ユーザーや検索エンジンにとって、分かりやすいURL構造にしましょう。
下記が、シンプルなURL構造にするメリットです。
- 何の情報が書かれているか把握しやすい
- ユーザーが覚えやすい
また、分かりやすいURLにするために、下記を意識しましょう。
分かりやすいURLとは?
- ページ内容に関連した文字列にする
- 文字列が長くなる場合はハイフン(-)で区切る
- 日本語は使用しない
例えば、「サッカー日本代表」に関する記事のURLを決める場合、どのURLが良いでしょうか。
× /2020-1011-3403/
URLからどんなページか想像できない
△ /japannationalfootballteam/
文字列が長いと見栄えが悪く、意味を理解するのに時間がかかる
○ /japan-national-football-team/
単語ごとに文字列が区切ってあるので、どんな内容か把握しやすい
また、日本語URLは避けましょう。
例
https://todo-job.com/サッカー日本代表/
日本語にした場合、自動的に英数字に変換されてしまいます。
https://todo-job.com/%E3%81%82%E3%81%82%E3%81%82%E3%/
URLが長くなるだけでなく、意味の分からない文字列になり、ユーザーはクリックしたいと思わないので、日本語は避けましょう。
詳しくは、パーマリンクとは?WordPressでの設定方法と決め方を解説で解説しています。
ナビゲーションメニューを追加する

ナビゲーションメニューとは、読者が目的のページまで辿り着けるように設置するメニューのことです。
ナビゲーションの種類は、大きく分けて3つあります。
- グローバルナビゲーション
- サイドナビゲーション
- パンくずナビゲーション
↓ グローバルナビゲーション

↓ サイドナビゲーション

↓ パンくずナビゲーション

ナビゲーションを設置することで、サイトの「使いやすさ」、ページの「見つけやすさ」が向上し、読者満足度の高いサイトになります。
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(トップページから)目的のページまで2クリック以内に辿り着けるよう意識して、ナビゲーションを設置しましょう
詳しくは、【SEO対策】グローバルナビゲーションの役割と設置する効果は?で解説しています。
スマホに対応する

「Googleが掲げる10の事実」に記載されている通り、ユーザーが情報を探すのはパソコンの前にいるときだけではありません。
事実、アメリカのSistrix社の調査によると、デスクトップ検索よりモバイル検索数のほうが多いことが分かっています。

日本のデスクトップ・モバイル検索の比率
- デスクトップ検索: 24.9%
- モバイル検索: 75.1%
また、Googleは2015年にモバイルフレンドリーアップデートを実施し、スマホで読みやすく使いやすいページの掲載順位が上がるように変更しています。
なので、下記の点を意識しましょう。
- 読みやすいフォントサイズにする
- タップしやすいようリンク間に間隔を空ける
- 全画面に表示される広告を掲載しない
- 表示速度を速くする
特に、モバイルで表示速度を速くする場合は、「AMP」という技術を使う必要があります。
AMPとは、Accelerated Mobile Pagesの略でGoogleが推奨する表示速度を高速化する技術です。
AMP表示にさせるには、WordPress有料テーマやプラグインを利用します。
AMP対応WordPressテーマ
プラグインの場合、下記の「AMP」を利用します。

ただ、プラグインを入れすぎると、かえって速度が遅くなる可能性もあるため、可能であればWordPressテーマで対応しましょう。
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記事の読みやすさ、見やすさはPCだけでなく、スマホでも確認しよう
外部対策【SEO対策②】

続いて、SEO対策のうち「外部対策」を見ていきます。
主な対策は、下記の3個です。
外部対策
- 被リンクを獲得する
- サイテーションを獲得する
- SNSボタンの設置
被リンクを獲得する

被リンクとは、外部サイトからあなたのサイトへリンクを受けることを言います。
「被リンクを獲得する」とは、アニメのキャラクター人気投票と同じように、「投票数=被リンク」が多いサイト(記事)のページランクが高くなり、上位表示(1位)されやすくなります。

なので、被リンク獲得を意識した記事の作成が大事になってくるでしょう。
下記が、被リンクの獲得方法です。
被リンクの獲得方法
- 読みやすい記事を作成する
- 質の高い記事を作成し、SNSで発信する
- SNSボタンを設置する
- 寄稿する
- 独自性のある記事を書き、引用を狙う
- 自分が運営しているサイトからリンクする
詳しくは、被リンクとは?良質な被リンクを増やす方法6選【SEO戦略】で解説しています。
サイテーションを獲得する

サイテーションとは、日本語で「引用」「言及」という意味で、検索エンジンの評価項目の一つになります。
主に、「他サイトやSNSであなたのサイト(名)が紹介されている」ことを指します。
例えば、
パソコン購入するならAmazonがおすすめです。
と当サイトで書いた場合、Amazonがサイテーションを獲得したことになります。
また、とあるサイトで
SEOについて学ぶならトドジョブがおすすめです。
と書かれていた場合、当サイト「トドジョブ」がサイテーションを獲得したことになります。
要は、あなたのサイト名が他のサイトで文字として書かれていた場合、サイテーションを獲得したことになります。
当然、Googleの検索エンジンも
サイテーション獲得数 : 5コ
サイテーション獲得数 : 100コ
であれば、後者のほうが「周りが評価しているから良いサイトだろう」と判断し、SEO評価を上げる要因になります。
では、どのようにサイテーションを獲得すればいいのでしょうか。
下記が、サイテーションを獲得する方法です。
サイテーションを獲得する方法
- サイト名を短くする
- 他と被っていないサイト名にする
- 質の高い記事を書く
- SNSで拡散する
詳しくは、サイテーションのSEO効果と獲得方法は?で解説しています。
SNSボタンの設置

SNSボタンとは、記事冒頭や末尾に設置してあるSNSのシェアボタンのことです。

TwitterやFacebook、はてなブックマークなど、ユーザーが簡単にSNSで共有できるように必ず設置しましょう。
多くのWordPressテーマで標準搭載されているため、確認してみよう(当サイト使用のAffinger6は標準搭載されています)。
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SNSで多くユーザーが言及している場合もSEO効果があります。
コンテンツの質【SEO対策③】

最後に、SEO対策のうち「コンテンツの質」を見ていきます。
「高品質な記事とは、どのようなものでしょうか。」
下記が、質を上げるために意識したい点です。
ライバルサイトより幅広い情報を発信する…転職サイトの場合、ライバルが転職サービスの特徴だけを記載している場合、利用者の声を入れるなど差別化を図る
ライバルサイトより詳しく書く…具体例や統計データを入れるなど、ライバルより詳しい情報を記載する
一次情報(自分が体験した情報)を入れる…自分の体験談を述べるなど、他のサイトが書けないことを記載する
また、お問合わせフォームを設置したり、運営者情報を掲載するなど、「あなたはどんな人なのか、コンタクトできる場所を設ける」ことで信頼性のあるサイトとして評価されます。
上記の点を踏まえ、具体的に行なう対策は、下記の9つです。
コンテンツの質を上げる対策
- ロングテールSEO(キーワード)を狙う
- ユーザーの検索意図を満たす
- 発リンクを貼る
- 目次を作成する
- 共起語を入れる
- 強調スニペットを表示させる
- 読みやすいページにする
- 滞在時間を伸ばす
- 1記事あたりの文字数は?
ロングテールSEO(キーワード)を狙う

ロングテールSEOとは、月間検索数の少ないキーワードを狙って、流入(アクセス)を増やす手法です。
キーワードには、大きく3つの検索ボリュームに分けられます。
- ビッグキーワード(1語) : 月間検索数10,000以上のキーワード
- ミドルキーワード (2語): 月間検索数1,000〜10,000のキーワード
- ロングテールキーワード(3語〜) : 月間検索数1,000未満のキーワード

例えば、[英会話]
というキーワードであれば、
- ビッグキーワード(1語) : 「英会話」
- ミドルキーワード(2語) : 「英会話 独学」
- ロングテールキーワード(3語) : 「英会話 独学 本」
となります。
ニッチなキーワードの記事を増やすことで、確実にサイト全体のアクセス数を増やしていく方法になります。
特に初心者はライバルの多いビッグキーワードを狙わず、ライバルが狙わないニッチなロングテールキーワードを狙っていきましょう。
ポイント
上記で言うと、「独学で英会話を学ぶ」より「本を使って独学で英会話を学ぶ」のほうが内容が限定されています。このようにテーマを狭めることで、伝えたいことがより明確になり、ユーザーに刺さる記事を書くことができます。
詳しくは、【SEO対策】ロングテールSEOとは?アクセスUPするキーワードの選び方で解説しています。
ユーザーの検索意図を満たす

検索意図とは、読者が「何を知りたいのか、どんな答えを求めているのか」、といった検索する目的のことです。
例えば、検索キーワードが[スマートフォン]
の場合、
- 「スマートフォンの探し方」
- 「スマートフォンのイラストが載っているフリーサイト」
- 「スマートフォンの価格は?」
など、複数の検索意図が考えられます。
なので、ユーザーの検索意図を把握することで、記事構成が明確になり、読者が満足する記事が書けるというわけです。
事実、「Googleが掲げる10の事実」のひとつに、「ユーザー目線に立つべき」と書かれています。
そのためには、
- 「ユーザーがどのような悩みを抱えているのか」
- 「どのようにアドバイスをすれば解決できるのか」
といった、ユーザー目線で検索の目的(検索意図)を把握することが重要となります。
では、検索意図を満たした記事を書くためには、どのように調べればいいのでしょうか。
調べ方のポイントは、下記の7つになります。
検索意図を調べる方法
- バーティカル検索を見る
- 上位表示されている記事を見る
- サジェストキーワードを見る
- 関連キーワードを見る
- 共起語を見る
- Q&Aサイトを見る
- SNSを見る
詳しくは、検索意図とは?SEO効果のあるブログ記事の調べ方で解説しています。
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ユーザーの検索意図と合致することで、上位表示される可能性が高まります
発リンクを貼る

発リンクとは、あなたのサイトから外部サイトへ送るリンクのことを言います。

発リンクを貼るメリットは、下記の通りです。
発リンクを貼るメリット
- ユーザーの利便性が向上する
- サイトの信頼性を高めることができる
発リンクを貼ることで、ユーザーにとって使いやすいサイトを作ることができ、また、「E-A-T」の要素を含めた記事を書くことができます。
これは、Googleの評価を上げる要素として、SEO効果のある施策です。
例えば、発リンクは次のように使用します。
「身長を伸ばすには牛乳を飲みましょう」と記事に書く場合、あなたが医者や専門家でなければ、ユーザーは「どこから持ってきたの情報?」「あなたの感覚じゃないの?」と不信感を覚えると思います。そこで、信頼できる人・組織の「引用文」(発リンク)を入れることで、あなたのサイトの信頼性を高めることができます。
このように、自分のサイトの専門性を上げるだけでなく、ユーザーからの信頼を勝ち取る要素として発リンクがあります。
詳しくは、発リンクとは?発リンクを貼るSEO効果やメリットは?で解説しています。
目次を作成する

記事のボリュームが多い、少ないにかかわらず「目次」の設定は必要です。
なぜなら、目次はユーザーが目的の情報が書かれているか把握するときに見る場所だからです。
「Googleが掲げる10の事実」に書かれている、「ユーザー目線に立つべき」という言葉を紐解くと、ユーザーがスクロールしながら目的の場所を探すよりページ上部にある目次から探したほうが圧倒的に楽で便利なことは分かると思います。
そう、目次はユーザビリティを高める項目なので、SEO対策として効果がある施策となります。
目次はプラグインで設定できるので、詳しくは、【目次作成】Table of Contents Plusの設定方法・使い方で解説しています。
共起語を入れる

共起語とは、あるキーワードと一緒に使われる確率が高いキーワードのことです。
例えば、「スマートフォン」の共起語は、
「5G」「価格」「iPhone」「Android」「アプリ」「カメラ」「SIM」「機能」
などが挙げられます。
このように共起語とは、あるキーワード(上記の場合スマートフォン)を説明する上で欠かせないキーワードのことを指します。
共起語がSEO対策になる理由は、Googleが共起語を記事内に使用しているか見ているからです。
ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードを検討し、そのキーワードを実際にサイトに含めるようにします。
「ウェブマスター向けガイドライン」より引用
上記のように、共起語を含めることで検索エンジンが認識し、評価されます。
また、共起語がたくさん含まれているほうが専門性も上がり、ユーザーが読みやすい記事になります。
詳しくは、共起語はSEO対策になる?読みやすい記事にするための共起語の見つけ方で解説しています。
強調スニペットを表示させる

強調スニペットとは、通常の検索結果とは形式が違う特別なボックスのことです。
下記が、強調スニペットです。

強調スニペットは、検索順位1位の上部に表示されるため、「検索順位0位」を獲得することができます。
「この検索順位0位は何を意味するのか。」
下記は、SISTRIX社が公開した検索順位別クリック率のデータです。

検索順位別クリック率
- 1位:28.5%
- 2位:15.7%
- 3位:11.0%
- 4位:8.0%
- 5位:7.2%
- 6位:5.1%
- 7位:4.0%
- 8位:3.2%
- 9位:2.8%
- 10位:2.5%
上記のように、検索順位1位を獲得すると、クリック率が28.5%もあることが分かります。
強調スニペットは、検索順位1位の上にくるので、検索順位1位に近いクリック率(28.5%)を獲得することができます。
では、こちらが表示させるためのヒントです。
強調スニペットを表示させる方法
- 簡潔に文章を書く
- HTMLタグを使用する
- 上位表示させる
- ポリシーに準拠する
詳しくは、強調スニペットを表示させる方法とは?【検索順位0位を獲得できるヒントを紹介】で解説しています。
読みやすいページにする

読みやすい記事になるよう心がけましょう。
なぜなら、読みにくい記事は、SEOの評価が下がる可能性があるからです。
SEOの評価が下がる要因
- 直帰率が高い
- 滞在時間が短い
上記に当てはまるものは、読みにくい記事に多くありがちです。
読みやすい記事にするためには、「改行を入れる」「画像を入れる」「箇条書きを入れる」などの対策が必要です。
そのためには、下記を意識しましょう。
- 見出しから内容が分かるようにする
- 一文一義を意識する
- 1文につき改行を入れる
- 読点を使う
- 文末に変化をつける
- 画像を入れる
- 表を入れる
- 吹き出しを入れる
- 枠を入れる
- 箇条書きにする
- 文字に装飾をつける
詳しくは、読みやすいブログの書き方とは?で解説しています。
滞在時間を伸ばす

滞在時間とは、ユーザーがあるページを閲覧した時間を指します。
現在、Googleのジョン・ミューラー氏によると、「ページの滞在時間はランキングに直接影響しない」と述べています。
ポイント
なので、滞在時間が長いからといって検索順位が上がることはありませんし、短いからといって検索順位が下がることもありません。
ただ、Googleは、1年に数回の頻度で「アルゴリズムアップデート」をしており、滞在時間がランキング評価に入る可能性があるので対策はしておきたいところ。
例えば、Googleの検索エンジンがページを評価する上で、全く同じキーワードのページの場合、どちらを評価するでしょうか。
- 5,000文字で滞在時間「1分」
- 5,000文字で滞在時間「10分」
おそらく、「後者」の記事でしょう。
一般的に、「滞在時間が長いほうがユーザー満足度が高いページとして評価される」と言われているからですね。
では、滞在時間の伸ばし方は下記のとおりです。
滞在時間を伸ばす方法
- 検索意図を意識する
- 読みやすいページにする
- 動画を入れる
- ページの読み込み時間を短くする
- 読了時間を載せる
詳しくは、ブログの滞在時間を伸ばす方法5選【滞在時間はSEOにどう影響する?】で解説しています。
1記事あたりの文字数は?

高品質な記事を書くために、文字数はどのくらいあるといいのでしょうか。
結論から言うと、「読者の悩みを解決できれば何文字でもOK」です。
例えば、下記のテーマは文字数が少なくても上位表示されやすいです。
少ない文字数でも上位表示されるテーマ
- 天気(〇〇県 天気)
- お店の情報(〇〇 営業時間)
- 言葉の意味を調べる(〇〇とは)
上記のキーワードは、必要最低限の情報だけで読者の悩みを解決できるため、文字数が少なくても上位表示できます。
また、Googleのジョンさんも「文字数が多い=上位表示されるわけではない」と名言しています。
詳しくは、ブログ1記事の文字数の目安は?で解説しています。
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文字数ではなく、検索意図を満たすことが大事です。
【放置厳禁】マイナス評価をうけるSEO対策

続いて、マイナス評価をうけるSEO対策を見ていきます。
下記をやっている方は、要注意です。
マイナス評価をうける事例
- 重複コンテンツ
- コピーコンテンツ
- 自動生成コンテンツ
- キーワードの詰め込み
- 隠しテキスト・リンク
- リンク切れ
重複コンテンツ
重複コンテンツとは、異なるURLに対して、同一のコンテンツを掲載することを言います。
重複コンテンツがSEO評価を下げる理由は、評価が分散されるからです。
例えば、同一サイトに3つの重複コンテンツがある場合、検索エンジンはそれぞれを異なるページとして認識するので、当然評価も分散されます。
また、重複コンテンツが多すぎるとペナルティの対象になるため、「一つにまとめる」「削除する」など対応しましょう。
コピーコンテンツ
コピーコンテンツとは、名前のとおり、他のサイトの内容をそのままコピーしたものを言います。
当然、著作権の侵害に該当するものですし、SEOの評価は下がります。
もし、他のサイトを引用する場合、引用タグ[blockquote]要素を使いましょう。
「この文章は引用文」だと検索エンジンが判断されます。
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WordPressで作成している人は、必ず「引用」のブロックを利用しましょう
自動生成コンテンツ
自動生成コンテンツとは、ツールを使って自動的に生成されたコンテンツのことを言います。
例えば、自動生成ツールとは下記が挙げられます。
- 翻訳ツール…Google翻訳
- 自動生成ツール…ワードサラダ
これらのツールで生成されたものは、意味の通じない文章になる可能性があります。
そのため、そのまま使用せず自分なりに文章を入れ替え、記事にしましょう。
キーワードの詰め込み
ある特定のキーワードを詰め込むことは、マイナス評価です。
例
東京スカイツリーとは、東京都墨田区にある電波塔です。東京スカイツリーの高さは634mで、東京スカイツリーは自立式電波塔の中で最も高い建造物としてギネス世界記録に認定されています。東京スカイツリーは天望デッキに登ることができ、350mの高さから東京の町並みを眺めることができます。
上記では、無駄に「東京スカイツリー」の単語が表記されているので、読みづらい文章になっています。
確かに本文中にキーワードを含めることはSEO対策になりますが、意図的に入れるとペナルティの対象になるので省ける箇所は省きましょう。
隠しテキスト・リンク
隠しテキスト、隠しリンクとは、目に見えていないが、HTMLの記述にはあるテキストやリンクのことを言います。
例えば、隠しテキスト、隠しリンクとは下記が挙げられます
- 背景色と同系色のテキストやリンク
- 画面外にテキストやリンクがある
- フォントサイズ0で文字が全く見えないもの
これらは、ペナルティの対象なので、対応しましょう。
リンク切れ
リンク切れとは、リンク先のページが見つからないことを言います。
リンク切れのページに飛んだ場合、404エラーとなり、「404 Not Found」や「ページが見つかりません」といった形でページが表示されます。

リンク切れを放置しすぎると、「ユーザビリティの低いサイトと判断」されます。
なので、自動でリンク切れを確認してくれるプラグイン「Broken Link Checker」を導入し、対応しましょう。

詳しくは、リンク切れの原因とは?リンク切れを見つける方法とは?で解説しています。
SEOが学べる本

続いて、おすすめのSEO本を紹介します。
おすすめのSEO本
- 10年つかえるSEOの基本
- 沈黙のWebライティング
- 現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
↓ 初心者向け
↓ SEOに強いライティングを学びたい方向け
↓ SEOの知識はある程度知っている中級者向け
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この3冊は自信を持っておすすめできるほど、とても参考になった本です
詳しくは、SEOが学べるおすすめの本8選【ブログでお金を稼ぐ方法】で解説しています。
SEO対策に必須ツール

続いて、SEO対策において欠かせないツールのご紹介です。
詳しくは、下記をご覧ください。
>> Googleアナリティクスの使い方を解説【初心者はここだけ見ればOK】
まとめ 上位表示させるためにはSEOを意識しましょう

今回は、SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説しました。
SEO対策
- サイトマップを作成する
- 興味を引くタイトルをつける
- ページの概要が分かるメタディスクリプションをつける
- 正しく見出しを設定する
- 画像にはalt属性を設定する
- 正しくアンカーテキストを設定する
- SSL化(https://)
- ページの表示速度を速くする
- シンプルなURL構造を意識する
- ナビゲーションメニューを追加する
- スマホに対応する
- 被リンクを獲得する
- サイテーションを獲得する
- SNSボタンの設置
- ロングテールSEO(キーワード)を狙う
- ユーザーの検索意図を満たす
- 発リンクを貼る
- 目次を作成する
- 共起語を入れる
- 強調スニペットを表示させる
- 読みやすいページにする
- 滞在時間を伸ばす
どの対策も重要なので、一つずつ対応していきましょう。
本日は以上です。