
そんな疑問にお答えします。
サイテーションとは、日本語で「引用」「言及」という意味で、検索エンジンの評価項目の一つになります。
被リンクと同じ外部要素で、上位表示させるために知っておくべき施策です。
この記事ではサイテーションの獲得方法についてご紹介します。
この記事を読むと、ブログ初心者だからこそ、サイテーションを獲得すべき意味が見えてくるでしょう。
この記事を読むと分かること
- サイテーションと被リンクの違いは
- サイテーションのSEO効果
- サイテーションを獲得する方法
- サイテーションの確認方法
結論、SNS運用することでサイテーション獲得に近づきます。
サイテーションとは?

サイテーションとは、日本語で「引用」「言及」という意味で、検索エンジンの評価項目の一つになります。
主に、「他サイトやSNSであなたのサイト(名)が紹介されている」ことを指します。
「紹介?とは、どういうことなのか」次で解説します。
サイテーションの種類
サイテーションは、検索エンジンが評価する項目の一つをお伝えしました。
その検索エンジンが、サイテーションを認識する要素は2つあります。
(電話番号、住所もあるが今回は割愛)
- サイト名
- テキストで入力されたURL
「サイト名」の場合のサイテーション例
「トドジョブ」というサイトの「検索上位を獲得する方法」の記事がとても参考になりました。
ポイント
サイト名が他サイトから言及されているのでサイテーションとして評価されます。
「テキストURL」の場合のサイテーション例
下記のサイトは、とても丁寧に書いてあり、初心者でも理解しやすいのでおすすめです。
https://todo-job.com/
ポイント
サイトURLが他サイトから言及されているのでサイテーションとして評価されます。
上記のように、自分のサイト以外であなたのサイト名やURLが言及されていると、サイテーションが多いサイトとして(Google)の検索エンジンから評価されます。
-1-300x300.jpg)
ちなみに上記で「Google」と記載していますが、これもGoogleに対してのサイテーションになります。
サイテーションと被リンクの違い
サイテーションと被リンクの違いです。
- サイテーション:リンクがない
- 被リンク:リンクがある
例
サイテーション:
ネットで買物するならAmazonだよね
被リンク:
ネットで買物するならAmazonだよね
リンクの指定がないものをサイテーション、リンクがあるものを被リンクと呼びます。
-1-300x300.jpg)
外部要素=被リンクのイメージがあると思いますが、サイテーションも外部要素になります。
被リンクよりサイテーションのほうが獲得難易度は低い
第三者から被リンクとサイテーションをもらう場合、サイテーションのほうが獲得難易度は低いです。
なぜなら、サイテーションは「言及される」だけだから。
被リンクだとリンクを設置する必要があるので、やることが増えます。
被リンク獲得が難しいなら、サイテーション獲得に注力してみてはいかがでしょうか。
被リンクについては、被リンクとは?良質な被リンクを増やす方法6選【SEO戦略】で解説しています。
サイテーションのSEO効果は?


Googleは名言しておりませんが、個人的には効果はあると感じています。
その理由として、Googleマイビジネスのヘルプページに、下記の内容が記載されています。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
Googleマイビジネスのヘルプページより引用
上記の説明はローカル検索※の場合ですが、口コミ数が多いものはランキングが高くなり、掲載順位も考慮されているとあります。
サイテーションも考えは同じで、仮に全く同じ内容のサイトに対して、
・1人が支持したサイト
・100人が支持したサイト
なら、検索エンジンも後者を選ぶでしょう。
このように、第三者からの評価が高いサイトは、SEO評価を受けやすいと言えます。
※ローカル検索とは、特定の地域ごとに検索結果が表示される仕組みです。例えば、渋谷駅で[歯医者]と検索すると渋谷周辺の歯医者が表示されます。他にも、カフェや病院などのキーワード時に反映されます。
サイテーションを獲得する方法とは?

それでは、どのようにサイテーションを獲得すればいいのでしょうか。
サイテーションを獲得する方法をご紹介します。
サイテーションを獲得する方法
- サイト名を短くする
- 他と被っていないサイト名にする
- 質の高い記事を書く
- SNSで拡散する
サイト名を短くする

サイテーションを獲得するためには、サイト名は短くしましょう。
理由は、読者に覚えてもらいやすいからです。
例えば、下記の場合、どちらのサイト名が覚えてもらいやすいでしょうか。
- ①「トドジョブから学ぶアフィリエイト学習講座」
- ②「トドジョブ」
当然、後者(②)のほうが覚えてもらいやすいです。
また、上記のよう(「トドジョブから学ぶアフィリエイト学習講座」)にサイト名が長いと、
- 「トドジョブアフィリエイト」
- 「トドアフィ」
と省略して表記される場合もあります。
サイテーションは、サイト名を正しく書いて初めて評価されるので、省略されずに書いてもらえる名前にしましょう。
他と被っていないサイト名にする

サイト名を決める際は、他と被っていないか確認しましょう。
サイテーションは、すでに検索エンジンから評価されているサイトが獲得できます。
例えば、
「A(私)」、「B」、「C」
と3名のサイト運営者がいるとします。
【ステップ①】
B:サイト名「トドジョブ」で、検索エンジンに認識される(2020.4.1〜)
【ステップ②】
A(私):サイト名「トドジョブ」でサイトを立ち上げる(2021.4.1〜)
【ステップ③】
C:A(私)のサイトに向けて、「このトドジョブというサイトが分かりやすかったです」とCのサイトの記事で言及(2021.5.1〜)
【ステップ④】
しかし、検索エンジンは、先に検索エンジンに認識されたBの「トドジョブ」のサイテーションとして認識される
このように、同じサイト名にすると、先に評価されたサイトにサイテーションの評価がついてしまうので、必ずサイト名は被らないようにしましょう。
読者に役立つ記事を書く

続いて、読者に役立つ記事を書きましょう。
読者の悩みを解決している記事は、自然と評価されます。
ただ、いきなり役立つ記事を書くことは難しいと思います。
その場合は、「1次情報」を意識した記事を書くといいです。
1次情報とは、自分が体験した情報(他の人が書けない情報)のことで、レビュー記事が当てはまります。
特に、新商品のレビュー記事は公開されている記事が少ないのでサイテーションを獲得しやすいです。
例
・トドジョブでiPhone20のレビューが紹介されていました。詳しくはこちら
・キャンプグッズなら「トドジョブ」がおすすめです。詳しくはこちら
上記のように、他サイトの記事で言及されやすくなります。
↓ 読者目線に立つには「検索意図」が重要です。
SNSで拡散する

最後に紹介するのは、SNS運用しながらサイテーション獲得する方法です。
これが一番始めやすいのではないでしょうか。
サイト立ち上げ直後は、SEO評価が全くないため、検索結果に反映されるまでに3ヶ月〜半年かかります。
なので、この期間はアクセスが見込めないので、SNSを使ってサイトの存在を知ってもらう必要があります。
- 手順
- アカウントを作成(Twitterがおすすめ)
↓
ツイートし続ける
↓
露出を増やす
その中で、SNS運用していく上でのポイントです
ポイント
・アカウント名にサイト名を入れる
・プロフィールにサイト名を入れる
・記事を公開したらサイト名を入れTwitterで告知する
アカウント名にサイト名を入れておけば、ツイート(投稿)するたびに露出できます。
まずは、1日1ツイートを目標に続けていけば、ゆくゆくサイト名が認知されてくるでしょう。
そこで、「どんなことをツイートすればいいのか」分からない人のために例を紹介します
投稿例
・おはようツイート
・ブログ更新ツイート
・本の感想ツイート
・ブログ運営で困ったツイート
おはようツイート例
ブログ更新ツイート例
本の感想ツイート例
ブログ運営で困ったツイート例
まずは、上記であれば始めやすいのではないでしょうか。
サイテーションを獲得するために、サイトを立ち上げたらセットでSNS運用もしていきましょう。
-1-300x300.jpg)
サイト名が認知されないとサイテーション獲得は難しいので、まずが露出機会を増やしていこう!
サイテーションの確認方法

サイテーションの確認方法は3つあります。
サイテーションの確認方法
- Google検索で調べる
- Google Search Consoleで調べる
- Yahoo!リアルタイム検索で調べる
Google検索で調べる

Google検索では、自分のサイトを除外して検索することで他サイトからのサイテーションを確認できます。
検索方法
“サイト名” -site:サイトURL
と入力します。
当サイトなら、
“トドジョブ” -site:https://todo-job.com/
となります。

Google Search Consoleで調べる

Google Search Consoleは、どのキーワードで検索されているか確認できるツールです。
サイト名で絞ることで、どのくらい指名検索※されているか確認できます。



下記が手順です。
- ①「検索パフォーマンス」クリック
- ②「新規」クリック
- ③「検索キーワード」クリック
- ④「サイト名」入力し、「適用」クリック
※指名検索とは、サイト名、会社名など固有名詞で検索すること。当サイトなら「トドジョブ」と検索されれば指名検索となります。
Google Search Consoleの登録がまだの方はこちら
>> WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法【たった1分で完了】
Yahoo!リアルタイム検索で調べる

SNSからのサイテーションを調べるなら、Yahoo!リアルタイム検索がおすすめです。
サイト名で検索することで、直近で投稿されたツイートが一覧で表示されます。

サイテーションは悪影響を及ぼす可能性もある

最後に、サイテーションの注意点です。
検索エンジンは、「良い評価」「悪い評価」のサイテーションを拾ってきます。
なので、
- 「〇〇のサイト嘘の情報しか書かれてない」
- 「〇〇のサイト見る価値ないですよ」
- 「〇〇のサイト運営者Twitterでめっちゃ悪口言ってるよ」
のような悪い評価が多くなると、SEOに影響が出てくるので注意しましょう。
対策として、記載しているサイト運営者に「消してほしい」とお願いするしかありません。
なので、日頃から正しい情報を発信する他、常識のある行動をするように心がけましょう。
まとめ 上位表示されないときはサイテーション獲得を意識しましょう

今回は、サイテーションの獲得方法をご紹介しました。
サイテーションは、被リンクと同じ外部要素で、上位表示させるために知っておくべき施策となります。
サイテーションの獲得方法は下記の4つです。
サイテーションを獲得する方法
- サイト名を短くする
- 他と被っていないサイト名にする
- 質の高い記事を書く
- SNSで拡散する
どれも大事な対策になるので、意識して取り組みましょう。
SEOについての詳細は、【保存版】SEO対策とは?SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説で解説しています。
本日は以上です。