
そんな疑問にお答えします。
ブログ記事を読んでもらうには、「読みやすい」ブログにする必要があります。
なぜなら、どんないい文章を書いたとしても読みにくいブログは読んでもらえないからです。
また、読みにくい記事は滞在時間が短く、また、直帰率が上がるため、SEO評価が下がってしまいます。
この記事では、今すぐできる読みやすい記事の書き方をご紹介します。
ちなみに、読みにくい記事とは下記になります。
- 文章が分かりづらい
- テンポが悪い
- 誤字脱字の間違いだらけ
※ただこれらはライティングの要素になるので、今回は省いております。
今回は基礎知識を「文章編」「装飾編」に分けて解説していきます。
この記事を読むと分かること
- 読者は記事を読みません
- 文章から読みやすい記事を書く方法
- 装飾を入れ読みやすい記事を書く方法
結論、リズムよく文字を書いていき、装飾でインパクトを残すことが重要です。
読者はあなたの文章をしっかり読みません

まず、前提として読者は文章をしっかり読みません。
いきなり質問ですが、「あなたはGoogle検索をして記事を読むとき、始めからじっくり読みますか?」
恐らく、じっくり読むことは稀で、ほとんどの場合、スクロールしながら流し読みをしているはずです。
このように、読者はあなた同様、「文章をしっかり読まない」ことを頭に入れておきましょう。
ただ、読まないからと言って対策をしないのはNGなので、今回ご紹介する点を意識して取り組んでいきましょう。
読みにくい記事はSE0評価が下がる可能性もある
読みにくい記事は、SEOの評価が下がる可能性があります。
なぜなら、「直帰率が高い」「滞在時間が短い」といった確率が上がるからです。
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あなたも読みにくい記事は数秒でそのページを離れると思います。
現在、Googleの検索エンジンは、「直帰率」「滞在時間」は表示結果に直接影響しないと名言しています。
しかし、今後Googleアップデートで上記の2つが「ランキング評価」の対象になれば、読みにくい記事は上位表示されにくくなります。
記事の読みやすさは、読者目線もそうですが、SEO対策の意味でも重要な要素になります。
もし、滞在時間が短い記事があるなら、ブログの滞在時間を伸ばす方法5選【滞在時間はSEOにどう影響する?】で解説しています。
読みやすいブログにするためには?【文章編】

それでは、読みやすいブログにするには、どんなことを意識すればいいのでしょうか。
まずは、文章に関する5つのポイントです。
文章に関する5つのポイント
- 見出しから内容が分かるようにする
- 一文一義を意識する
- 1文につき改行を入れる
- 読点を使う
- 文末に変化をつける
見出しから内容が分かるようにする

見出しにはどんな内容が書かれているか簡潔に述べましょう。
理由は、見出しはユーザーの目に入りやすいからです。
文字も大きく、枠で囲まれているので目立ちます。
例えば、下記の例であればどちらが良いでしょうか。
例)
△ 初心者におすすめのプランは?
○ 初心者におすすめのプランは「〇〇」です
このように、本文を読まなくても答えが分かるようにしましょう。
一文一義を意識する

一文一義とは、一つの文に対して一つの内容だけを書くことです。
一つの文章が長い原因に、「内容を詰め込みすぎている」ことが挙げられます。
例えば、下記の例。
改善前
オリンピックとは4年に一度開催されるスポーツの祭典で、前回は2016年リオデジャネイロで開催され、世界205の国・地域から選手が参加し28競技306種目が実施され、計17日間に渡り開催されました。
改善後
オリンピックとは4年に一度開催されるスポーツの祭典です。前回は2016年リオデジャネイロで開催され、世界205の国・地域から選手が参加しています。28競技306種目が実施され、計17日間に渡り開催されました。
改善後は3文に分け、
- 1文目は「オリンピックとは」
- 2文目は「前回大会概要」
- 3文目は「前回大会の詳細」
について説明しています。
文字を分割するだけで、1文をコントロールでき、リズムよく読むことができます。
一文につき改行・スペースを入れる

一文につき、1回改行を入れてあげると、読みやすくなります。
先ほどの例を変更すると下記のようになります。
オリンピックとは4年に一度開催されるスポーツの祭典です。
前回は2016年リオデジャネイロで開催され、世界205の国・地域から選手が参加しています。
28競技306種目が実施され、計17日間に渡り開催されていました。
となります。
改行は、「1文」、もしくは、「2〜3行ごと」に改行・スペースを入れましょう。
特にスマートフォンでは画面が小さいため、スペースを入れると読みやすさが格段にあがります。
読点を使う

読みやすい文章にするためには、正しく読点を使いましょう。
例えば下記は、読点をつける場所によって意味が変わる例です。
例文
母親は嬉しそうにおもちゃで遊んでいる子どもを見ていた
嬉しいのは「母親」の場合
母親は嬉しそうに、おもちゃで遊んでいる子どもを見ていた
嬉しいのは「子ども」の場合
母親は、嬉しそうにおもちゃで遊んでいる子どもを見ていた
区切る箇所を変えるだけで、読者の解釈も変わる例でした。
また、読点のつけ方には、2つのポイントがあります。
- 主語の直後に使う
- 接続後の直後に使う
例)
私は大学入試に向けて毎晩遅くまで受験勉強をしています。
↓
私は、大学入試に向けて、毎晩遅くまで受験勉強をしています。
読者が息継ぎをしやすいように、読点をつけて読みやすくしましょう。
文末に変化をつける

文末が同じ言葉が続くと単調な文章になります。
改善前
私は今朝筋トレをしました。本日のメニューは腹筋50回、腕立て伏せ50回、背筋50回をしました。モテるために始めた筋トレも今日で1年が経ちました。
改善後
私は今朝筋トレをしました。本日のメニューは腹筋50回、腕立て伏せ50回、背筋50回。モテるために始めた筋トレも今日で1年が経ちました。
このように「ました」が3回も続いていましたが、1箇所体言止めを入れることで単調さを取り除きました。
ポイント
「〜です。」「〜です。」「〜です。」のように文末は繰り返さないようにしましょう。
読みやすいブログにするためには?【装飾編】

続いては、装飾に関する6つのポイントです。
装飾に関する6つのポイント
- 画像を入れる
- 表を入れる
- 吹き出しを入れる
- 枠を入れる
- 箇条書きにする
- 文字に装飾をつける
画像を入れる

文字だけの記事だと堅苦しいイメージを持たれるので、見出しごとに画像を挿入しましょう。
見出しに合ったイメージ画像でもいいですが、図解を入れてあげたほうが読者が理解しやすいです。
冒頭でも伝えたとおり、読者は「文章を読みません」ので、図解で解説を入れるだけで読み飛ばしを防げます。
例えば、下記のような図解です。

見出しと図解を見るだけで、内容が伝わるようにすると良いです。
また、無料素材を使用する場合、私がよく活用しているサイトをお伝えします。
また、図解であれば、「Canva」がおすすめです。
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どれも無料で使用できるので一度探してみよう!
表を入れる

続いて、複数のデータを比較する際は、表を導入しましょう。
例えば、表を使わずに「無料ブログ」「WordPress」を比較すると下記のようになります。
無料ブログ
費用:無料
難易度:初心者向け
自由度:制限があるので、自由度は低い
収益化:しづらい
使える期間:運営次第
WordPress
費用:月500〜1,200円
難易度:中級者以上向け
自由度:完全に自由。自分好みにカスタマイズ可
収益化:しやすい
使える期間:永久的に使用可能
下記は、表で示した場合です。
無料ブログ | WordPress | |
費用 | 無料 | 月500〜1,200円 |
難易度 | 初心者向け | 中級者以上向け |
自由度 | 制限があるので、自由度は低い | 完全に自由。自分好みにカスタマイズ可 |
収益化 | しづらい | しやすい |
使える期間 | 運営次第 | 永久的に使用可能 |
このように整理されたほうが、読者も比較検討しやすくなります。
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表のデザインもさまざまあるので、あなたのサイトに合ったデザインを探してみるといいですよ
吹き出しを入れる

吹き出しはキャラクターと枠が同時に出るので、読者のスクロールを止めやすい箇所になります。
例)相手に投げかける
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あなたは〇〇をご存知ですか?
実は、〇〇しないと〇〇になります。
例)ポイントを伝える
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読者は文字を読み飛ばすので、吹き出しで重要なポイントを伝えましょう。
最後に、重要なこと、補足情報を伝える際に使用するといいでしょう。
吹き出し用の人物素材を持っていない人は下記のサイトから選ぼう!
おすすめフリー素材サイト
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すべて商用フリーなので、自由に使えるよ!
枠を入れる

枠は読者が目に止まりやすい装飾です。
主に、ポイントや用語の解説時に使用します。
下記が、枠の例です。
例)用語説明
ASPとは、「アフィリエイト・サービス・プロバイダ」の略で、我々ブロガーと広告主(企業)の間に入り、ブロガーの代わりにやり取りをしてくれる代理店のような存在です。
文章が続いてしまう箇所に枠を入れてあげると、読み飛ばされにくいです。
箇条書きにする

箇条書きは文章を読みやすくする効果があります。
例えば、下記の2つどちらが見やすいでしょうか
箇条書きなし
Apple製品には、Apple Watch、iPhone、iPad、iPod、Macがあります。
箇条書きあり
Appleには、下記の製品があります。
Apple製品
- Apple Watch
- iPhone
- iPad
- iPod
- Mac
箇条書きにすることで項目が整理され、文章全体が見やすくなります。
項目が複数ある場合は、箇条書きを使用しましょう。
文字に装飾をつける

最後は文字に装飾をつけましょう。
強調させたい文章につけると、「どこが重要なのか」読者が把握しやすくなります。
当サイトで使用している装飾は下記の通りです。
当サイトで使用している装飾
- 太字
- 赤太字
- 背景黄色線
重要度は、「太字 < 赤文字 < 背景黄色線」の順に高くしています。
特に色ごとにルールはありませんが、バランス良く装飾しましょう。
まとめ

今回は、読みやすいブログの書き方のコツ11選をご紹介しました。
文章に関する5つのポイント
- 見出しから内容が分かるようにする
- 一文一義を意識する
- 1文につき改行を入れる
- 読点を使う
- 文末に変化をつける
装飾に関する6つのポイント
- 画像を入れる
- 表を入れる
- 吹き出しを入れる
- 枠を入れる
- 箇条書きにする
- 文字に装飾をつける
前提として、読者は文章をしっかり読みません。
なので、文章を読み飛ばされないように上記の点を意識しましょう。
SEOについての詳細は、【保存版】SEO対策とは?SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説で解説しています。
本日は以上です。