
そんな疑問にお答えします。
実は、「滞在時間が長い=検索順位が上がる」わけではありません。
しかし、滞在時間が長い記事は、読者が満足する「質の高いコンテンツ」と判断されるかもしれないので対策する必要があるでしょう。
そこで今回は、ブログ記事の滞在時間を伸ばす方法をご紹介します。
この記事を読むと、「質の高いコンテンツ」を書くヒントが分かります。
この記事を読むと分かること
- ブログ滞在時間はSEOにどのような影響がある?
- 今後、滞在時間がSEOに影響する可能性はある
- ブログの滞在時間を伸ばす方法5選
結論、Googleは日々アルゴリズムアップデートを繰り返しているため、滞在時間がランキング評価に入ることを踏まえ、対策しておいたほうがいいでしょう。
滞在時間とは?

滞在時間は、ユーザーがあるページを閲覧した時間を指します。
一般的に、「滞在時間が長いほうがユーザー満足度が高いページとして評価される」、SEOの成果を図る一つの指標になります。
滞在時間は、「Googleアナリティクス」とサイトを紐付けることで集計・確認できます。
Googleアナリティクスの設定については、WordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法で解説しています。
ブログ滞在時間はSEOにどのような影響がある?

Googleのジョン・ミューラー氏は、「ページの滞在時間はランキングに直接影響しない」ことを述べています。
下記の動画で述べています。
滞在時間が長いからといって検索順位が上がることはありませんし、短いからといって検索順位が下がることもありません。
というのも、「滞在時間のデータがすべて正しいと言えない」からです。
例えば、あるユーザーが会社であなたのページを見ていたところ上司に呼ばれ、ページを開いたまま10分間放置していれば、その時の滞在時間は10分となります。
上記のように、意図しないことで評価されることを避ける意味もあるかもしれません。
今後、滞在時間がSEOに影響する可能性はある

今後、滞在時間がSEOに影響する可能性は大いにあります。
Googleは、1年に数回の頻度で「アルゴリズムアップデート」をしており、滞在時間がランキング評価に入る可能性があります。
ランキング評価に入れば、当然、滞在時間が短いページの検索順位が落ちる可能性が出てきます。
また、上記の動画は、2016年当時の話なので、その時から状況が変わっている可能性があります。
Googleの検索エンジンもページを評価する上で、全く同じキーワードのページの場合、
- 5,000文字で滞在時間「1分」
- 5,000文字で滞在時間「10分」
なら「後者」の記事を評価しているかもしれません。
なので、滞在時間を伸ばすことも考えながら、ページ制作するといいでしょう。
ブログの滞在時間を伸ばす方法5選

それでは、本題である滞在時間を伸ばす方法をご紹介します。
滞在時間を伸ばす方法
- 検索意図を意識する
- 読みやすいページにする
- 動画を入れる
- ページの読み込み時間を短くする
- 読了時間を載せる
検索意図を意識する

検索意図とは、読者が「何を知りたいのか、どんな答えを求めているのか」、といった検索する目的のことです。
例えば、検索キーワードが[ダイエット 食事]
の場合、
- ダイエット中におすすめのコンビニ食が知りたい
- ダイエットレシピ本が知りたい
- 食事を管理してくれるダイエットアプリが知りたい
など、さまざまな検索意図が考えられます。
ユーザーが[ダイエット 食事]
と検索したのに、「ダイエット中におすすめの発汗系入浴剤」の記事を書いたなら、おそらく離脱するでしょう。
ユーザーが「どんな答えを求めているのか」検索意図を意識して記事を書きましょう。
検索意図を意識した記事は上位表示されやすいため、滞在時間を伸ばす以外にもメリットのある施策です。
詳しくは、検索意図とは?SEO効果のあるブログ記事の調べ方で解説しています。
読みやすいページにする

読みやすいページは滞在時間を伸ばすことができます。
例えば、下記の2つであれば、どちらが読みやすいでしょう。


もちろん、「後者」ですね。
他にも、
- 吹き出しを入れる
- 表を入れる
- 画像を入れる
- 一文一義を意識する
- 文字に装飾をつける
など、装飾を入れることが有効です。
詳しくは、読みやすいブログの書き方とは?【11つのポイントを解説】で解説しています。
また、読みやすいデザインにするなら、WordPressテーマが効果的です。
下記のWordPressテーマは、おしゃれなサイトが作れます。
詳しくは、今話題のWordPress有料テーマ5選【人気ブロガー御用達のテーマ徹底比較】で解説しています。
動画を入れる

動画を入れることで、滞在時間を伸ばすことができます。
例えば、記事の内容を1分見て、途中に貼ってあった動画を2分見た場合、滞在時間は「3分」となります。
自分で投稿した動画を入れることが一番ですが、動画がなければ、自分のページに関連する他の人の動画を入れても良いでしょう。
ページの読み込み時間を短くする

「Webサイトの表示速度が遅い」と、ユーザーの行動にどのような影響があるのでしょうか。
アメリカのWebマーケター"ニール・パテル氏"によれば、
40%の人が、読み込みに3秒以上かかるWebサイトを放棄しています。
「How Loading Time Affects Your Bottom Line」より引用
とデータ分析されています。
あなたも経験があると思いますが、「全然表示がされないページはページが読み込まれる前に離脱していませんか?」
例えば、下記の2サイトでは、どちらのサイトを見ますか?
- クリックして1秒後に表示される
- クリックして5秒後に表示される
一目瞭然ですよね。
どんなに質の高い内容を書いたとしても表示速度が遅ければ読まれることはありませんので、可能な限り表示速度の高速化を目指しましょう。
詳しくは、WordPressの表示速度を改善する4つ方法とプラグイン紹介で解説しています。
読了時間を載せる

読了時間を載せるとは、「この記事は約○○分で読めます」とページ冒頭に書くことです。
ユーザーに読了時間を伝えることで、読み手のハードルを下げることができ、滞在時間を伸ばすことができます。
例えば、あなたがマラソンランナーだとして、
- 「事前に10km走ることが分かっている」
- 「事前に何キロ走ればいいか聞かされていない」
場合、前者のほうが「終わり」が分かっているので、余裕を持って走ることができます。
文章も同じように、「○○分で読めます」と伝えることでユーザー視点に立ったページになるでしょう。
WordPressを利用している方は、プラグインをインストールすることで導入可能です。
- 読了時間を表示できるプラグイン
- ●Reading Time WP
●Insert Estimated Reading Time


使用しているWordPressテーマの互換性(エラーなく問題なく使える)を確認した上でインストールしましょう。
まとめ 上位表示させるには滞在時間を伸ばしましょう

今回は、ブログ記事の滞在時間を伸ばす方法をご紹介しました。
改めて、下記が滞在時間を伸ばす方法です。
滞在時間を伸ばす方法
- 検索意図を意識する
- 読みやすいページにする
- 動画を入れる
- ページの読み込み時間を短くする
- 読了時間を載せる
検索上位を獲得することで多くのアクセスが見込めるため、そのためには滞在時間を伸ばす対策をしていきましょう。
他のSEOについての詳細は、【保存版】SEO対策とは?SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説で解説しています。
本日は以上です。