
そんな疑問にお答えします。
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
Webサイトの現状の課題や改善したことの効果などを確認できる便利なツールとなっています。
それでは、今回は、Googleアナリティクスの使い方を紹介します。
初心者が見るべきポイントをまとめましたので、ぜひ、一緒にGoogleアナリティクスを分析してみましょう。
※Googleアナリティクスは初期設定をしないとデータ収集ができません。まだの方は下記に設定方法をまとめているので、ご覧ください。
>> WordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法(GA4対応)
Googleアナリティクスの使い方【見る場所は5箇所のみ】
それでは、Googleアナリティクスの使い方をご紹介します。
初心者が見るべき場所は、「たった5箇所」
Googleアナリティクスで見る場所
- サイト全体のアクセス数を見る
- 各ページごとのアクセス数を見る
- リアルタイムのアクセス数を見る
- ユーザがどこから訪問してきたかを確認する
- ユーザの性別・年齢を確認する
ここさえ抑えておけば、Googleアナリティクスでサイト分析ができます。
サイト全体のアクセス数を見る
Webサイト全体のアクセス数を見ていきましょう。
「ユーザー」 > 「概要」
から確認できます。

それでは、それぞれの用語の意味を解説します。
①ユーザー
ユーザーとは、あなたのサイトに訪れた人数です。
同一人物が何度もサイトに訪れたとしてもユーザー数は1でカウントされます。
ただし、同一人物でも
- 違う端末(PC → スマートフォン)で見た場合
- ブラウザを変えた場合(GoogleChrome → Safari)
は、ユーザー数は2となります。
②セッション
セッションとは、ユーザーがサイトに訪れた回数です。
ユーザーが一度訪問し、別のサイトに移動するまでは何ページ見てもセッション数は1回となります。
ただし、一定時間が経過するとリセットされるため、例えば、同一人物が朝(8:00)と夜(21:00)に訪問した場合はセッション数は2回となります。
ちなみに、このときのユーザー数は1となります。
③ページビュー
ページビューとは、閲覧されたページ数です。
閲覧されたページが10ページならページビューは10となります。
④平均セッション時間
平均セッション時間とは、ユーザーがサイトに滞在した平均時間です。
例えば、
Aページの滞在時間が1分でBページが5分のときの平均セッション時間は3分(1(分)+(5分)÷2)
となります。
この場合、あなたのサイトは平均3分間、閲覧されているサイトという評価になります。
⑤直帰率
直帰率とは、最初に訪れたページから他のページに移動せず、自サイトを離れた割合です。
例えば、
Aページに10人訪れ、他のページに移動せずAページを離れたユーザーが8人の場合の直帰率は80%(8÷10=0.8)
となります。
ちなみに、直帰率が高いときに考えられる原因は下記の通りです。
- ユーザが求めている情報が載っていなかった
- ユーザが求めている情報が載っていたので満足した
- ページの表示速度が遅い
直帰率が高い場合は、何かしらの原因がありますが、Googleアナリティクスではその原因を見つけることができます。
各ページごとのアクセス数を見る
各ページごとのアクセス数を見ていきましょう。
「行動」 > 「サイドコンテンツ」 > 「すべてのページ」
から確認できます。

各ページごとの
「ページビュー数」
「平均ページ滞在時間」
「直帰率」
などがわかるため、どのページを改善すればいいのかが分かります。
例えば、
- 文字数10,000文字を超えるボリュームあるページなのに滞在時間が20秒だった
- どのページも直帰率80%前後なのに1ページだけ直帰率90%だった
など、ページごとにデータを分析できるため、ページの修正がしやすくなります。
リアルタイムのアクセス数を見る
リアルタイムのアクセス数を見ていきましょう。
「リアルタイム」 > 「概要」
から確認できます。

それでは、上記から読み取れるデータの意味を解説します。
①今現在のサイト訪問者数が確認できる
今現在のサイトに「何人の訪問者がいるのか」確認できます。
②流入元・検索キーワードが確認できる
「SNS(ツイッターやインスタグラム)」
「どの外部サイトからアクセスがあった」
が確認できます。
ツイッターでツイートしたり、あなたのサイト(記事)が外部サイトで紹介されたときの反応を見ることができます。
また、ユーザがどんなキーワードで検索して自サイトに入ってきたのかも見ることができます。
③分・秒単位でページビューの推移を確認できる
1分単位(30分前まで)、1秒単位(60秒前まで)でページビューの推移を確認できます。
「今も継続的にアクセスされているのか」
「すでにピークを迎えてしまったのか」
ある程度分析することが可能です。
④アクセスされているページが確認できる
今現在、どのページが閲覧されているか見ることができます。
ユーザがどこから訪問してきたかを確認する
ユーザがどこから訪問してきたかを見ていきましょう。
「集客」 > 「すべてのトラフィック」 > 「チャネル」
から確認できます。

初心者の方が抑えておきたいチャネル(流入経路)は、主に4種類です。
Organic Search | Google、Yahoo、Bingなどの検索エンジンからの流入 |
Referral | 他のWebサイトのリンクからの流入 |
Social | Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeなどSNSからの流入 |
Direct | URLを直接ブラウザに入力する、ブックマーク、メール、QRコードからの流入 |
SEO対策がうまく行けば「Organic Search」の数が増えてきますし、SNSのフォロワーが増えてくれば「Social」の数が増えてきます。
ユーザの性別・年齢を確認する
訪問するユーザーの性別・年齢を見ることができます。
「ユーザー」 > 「ユーザー属性」 > 「概要」
から確認できます。

年齢は18歳〜年代別に棒グラフで、性別は円グラフで割合を見ることができます。
サイト設計で設定したターゲットが訪問できているのか分析できます。
まとめ

今回は、Googleアナリティクスの使い方をご紹介しました。
改めて、初心者が見るべき場所です。
Googleアナリティクスで見る場所
- サイト全体のアクセス数を見る
- 各ページごとのアクセス数を見る
- リアルタイムのアクセス数を見る
- ユーザがどこから訪問してきたかを確認する
- ユーザの性別・年齢を確認する
Googleアナリティクスを使いこなせれば、アクセスアップや収益アップをすることは可能です。
改善点を見つけて、ユーザーに役立つサイト作りをしていきましょう。
本日は以上です。