
そんな疑問にお答えします。
メタディスクリプションとは、ページ内容を簡潔に要約したものです。
「検索結果に表示され、クリック率を上げることができる」とても重要な項目となります。
この記事では、メタディスクリプションの正しい書き方と注意点をご紹介します。
この記事を読むと分かること
- メタディスクリプションとは
- メタディスクリプションの書き方
- メタディスクリプションの設定方法
- メタディスクリプションの注意点
結論、メタディスクリプションの文字数は「120文字以内」に収めましょう。
メタディスクリプション(meta description)とは
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メタディスクリプション(meta description)とは、ページ内容を簡潔に要約したものになります。

上記の枠で囲った箇所がメタディスクリプションです。
メタディスクリプションには2つの役割があります。
- 読者にページの内容を伝える
- 検索エンジン(Google)にページの内容を伝える
読者はページを探す際、メタディスクリプションの内容を重視するので、しっかり設定しましょう(後述)。
検索エンジンの仕組みについては下記をご覧ください
メタディスクリプションを設定するとクリック率が上がる

Googleで検索してきた読者が検索結果で見る項目は、
- タイトル
- メタディスクリプション
この2つです。
タイトルを見て、ページの内容が判断できない場合は、メタディスクリプションを見て、クリックするか決めます。
ポイント
なぜなら、タイトルよりメタディスクリプションのほうが表示される文字数(情報量)が多いから。
それに、メタディスクリプションはページ内容を要約したものなので、自分が欲しい内容があればクリックされやすくなります。
なので、メタディスクリプションはしっかり設定することが大事になってきます。
タイトルのつけ方は、SEOに効果的なタイトルの書き方で解説しています。
メタディスクリプションの書き方

続いて、メタディスクリプションの書き方を紹介します。
下記の点を意識して書きましょう。
メタディスクリプションの書き方
- キーワードを含める
- 文字数は120文字以内に収める
- 検索意図に合った文章にする
それでは、見ていきましょう。
キーワードを含める
キーワードを含めることが重要です。
なぜなら、読者が検索したワードがメタディスクリプションに含まれていると、太字で表示されるからです。
下記は、「パーマリンク 決め方」と検索したときのメタディスクリプションです。

キーワードが太字で表示されるので、読者の目に留まり、クリックされやすくなります。
文字数は120文字以内に収める
検索結果に表示される文字数には限りがあります。
下記のように、デバイス(PC、スマートフォン)によっても表示される文字数に差が出るからです。

ページの内容、スマートフォンの画面サイズによって差はありますが、メタディスクリプションは、下記の文字数に収めるようにしましょう。
最適な文字数
PC:90〜120文字
スマホ:50〜70文字
また、文字数が多いと省略されるので、キーワードは前半に持ってくるようにしましょう。
検索意図に合った文章にする
検索結果でクリックされるには、検索意図に合った文章を作ることが大事になってきます。
例えば、読者が「海外旅行 持ち物 100均」と検索したら、読者が知りたいことは「100円ショップで購入できる海外旅行に役立つグッズ」です。
にもかかわらず、メタディスクリプションに「国内旅行に便利な100均グッズを紹介します」と書けば読者が求めるものと異なり、クリック率が下がります。
読者の検索意図に合った文章を書きましょう。
詳しくは、検索意図とは?SEO効果のあるブログ記事の調べ方で解説しています。
メタディスクリプションの設定方法

メタディスクリプションを設定する方法は2つあります。
メタディスクリプションの設定方法
- HTMLに直接書き込む場合
- WordPressを利用する場合
それでは、見ていきましょう。
HTMLに直接書き込む場合
HTMLに直接書き込む場合、<meta description>タグの中に書き込みます。
↓ 記述例
<meta name="description" content="メタディスクリプション入力箇所">
↓ 実際のHTMLのコード

上記のコードは見づらいですが、<meta description>タグに指定すると覚えておけばOKです。
WordPressで設定する場合
WordPressテーマによっては、メタディスクリプションを設定する枠があらかじめ用意されています。
↓ アフィンガー6の場合

このように、メタディスクリプションの枠に入力するだけで、設定が完了です。
(他のテーマでも同様にメタディスクリプションの枠が用意されています。)
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とても簡単ですね
メタディスクリプションの注意点

続いて、メタディスクリプションの注意点です。
下記の3点に注意しましょう。
メタディスクリプションの注意点
- メタディスクリプションの内容がそのまま表示されるわけではない
- 他のページと重複を避ける
- キーワードを詰め込みすぎない
それでは、見ていきましょう。
メタディスクリプションの内容がそのまま表示されるわけではない
実は、メタディスクリプションで設定した内容がそのまま検索結果に反映されるわけではありません。
下記をご覧ください。

このように、設定した内容と全然違う内容が反映されています。
このことについて、Googleはこのように名言しております。
Google では、ページ上のコンテンツのみから取得できる情報よりもページの概要をユーザーに正確に説明できると判断した場合、ページの <meta name="description"> タグを使用して、検索結果のスニペットを生成することがあります。
検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する(https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/good-titles-snippets?hl=ja)より引用
記事内の情報よりもメタディスクリプションの情報のほうが読者に最適な情報と判断した場合のみ、ディスクリプションが採用されます。
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必ず採用されるわけではないことを覚えておきましょう
他のページと重複を避ける
他のページと同じメタディスクリプションを設定するのは止めましょう。
Googleもこのように名言しております。
サイトのすべてのページについて同じ説明または類似する説明をしても、個々のページがウェブ検索結果に表示されたときに役に立ちません。このような場合、型どおりの説明は表示される可能性が低くなります。
検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する(https://developers.google.com/search/docs/advanced/appearance/good-titles-snippets?hl=ja)より引用
チェックポイント
すべてのページ、同じメタディスクリプションにするなら、設定しないほうが良いです。
なぜなら、検索エンジンが記事内のテキストから自動で取得してくれるからです。
自動取得といっても内容に合ったテキストを抜き出しているので、設定しないほうがメタディスクリプションの効果は大いにあるでしょう。
キーワードを詰め込みすぎない
キーワードを詰め込みすぎないようにしましょう。
検索エンジンからスパム判定を受けてしまう可能性があります。
まとめ ディスクリプションは120文字以内で作成しよう

今回は、メタディスクリプションの書き方についてご紹介しました。
改めておさらいです。
メタディスクリプションの書き方
- キーワードを含める
- 文字数は120文字以内に収める
- 検索意図に合った文章にする
メタディスクリプションの注意点
- メタディスクリプションの内容がそのまま表示されるわけではない
- 他のページと重複を避ける
- キーワードを詰め込みすぎない
メタディスクリプションは、検索結果からクリック率を上げる効果があるので、ぜひ設定しましょう。
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本日は以上です。