
そんな疑問にお答えします。
発リンクとは、あなたのサイトから外部サイトへ送るリンク、また、あなたのサイト内部送るリンクのことを言います。
発リンクは、SEO効果があるリンクとして、サイトの信頼性を高めるために重要な要素となります。
そんな今回は、発リンクを貼るメリットをご紹介します。
この記事を読めば、発リンクを貼る際の注意点や発リンクをチェックする方法が分かります。
この記事を読むと分かること
- 発リンクのSEO効果は?
- 発リンクを貼るメリットは?
- 発リンクを貼る際の注意点
- 発リンクをチェックする方法
結論、発リンクはユーザーの利便性を高めることができ、また、Googleの評価を上げる意味でも重要な項目です。
発リンクとは?

発リンクは、あなたのサイトから外部サイトへ送るリンク、また、あなたのサイト内部送るリンクのことを言います。


ポイント
発リンクは自発的にリンクを送ることです。なので、外部サイトへ送るリンクに限らず、あなたのサイト内に送るリンクも発リンクとなります。
発リンクと被リンクの違い
発リンクは、あなたのサイトから外部サイトへ送るリンクに対し、被リンクは、外部サイトからあなたのサイトへリンクを受けることを言います。

- 発リンク:あなたのサイト → 外部サイト
- 被リンク:外部サイト → あなたのサイト
被リンクは、発リンクよりSEO効果のある施策とされているので、詳しくは下記をご覧ください。
被リンクの詳細は、被リンクとは?良質な被リンクを増やす方法6選【SEO戦略】で解説しています。
発リンクのSEO効果は?

結論から言うと、発リンクはSEO効果があります。
その根拠として、イギリスのマーケティング会社「Reboot」が発リンクに関するデータを発表しています。
下記に、内容をまとめたものを記しました。
【方法】
Googleにまったく知られていない架空の単語「Phylandocic」を使い調査。記事の構造とテキストの長さがまったく同じサイトを10個作成。10個のサイトのうち5個は「オックスフォード大学」「ケンブリッジ大学」「ゲノム研究所」など権威のあるサイトからの発リンクを貼る。残りの5つのサイトは発リンクは貼らない。
【結果】
「オックスフォード大学」などの発リンクを貼った5つのサイトが検索順位1〜5位を独占し、発リンクなしが6位〜10位となった。
「The Elite Digital Marketing Agency in London」より引用
※原文は上記にリンクを貼っているので、ご覧ください。
上記のように、発リンクを貼ることでSEO効果があることが分かっています。
発リンクを貼るメリットは?

発リンクを貼ると、下記のメリットがあります。
発リンクを貼るメリット
- ユーザーの利便性が向上する
- サイトの信頼性を高めることができる
ユーザーの利便性が向上する
発リンクは、ユーザーの利便性を高めることができます。
例えば、あなたが「新しく原宿にできたカフェの記事」を読んでいたとして、そのカフェの公式サイトを見たいと思った場合、読んでいた記事に公式サイトのリンク(発リンク)が貼ってあれば、そのままクリックして見ることができます。しかし、公式サイトのリンク(発リンク)がなければ、一度その記事を閉じ、Googleの検索エンジンにお店の名前を入力し、検索しなければいけません。
「どうでしょうか。このように発リンクが貼ってなければ、不親切な記事だなと思うはずです。」
また、Googleが掲げる10の事実の1つ目に、
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
「Googleが掲げる10の事実」より引用
と書かれています。
Googleはサイトを評価する上で、「利便性」を第一に考えています。
なので、発リンクを貼ることは、ユーザーにとって使いやすいサイトを作る上で重要な要素なので、必要であれば貼るようにしましょう。
サイトの信頼性を高めることができる
信頼性のあるサイトから「引用」「参照」することでサイトの専門性・信頼性を高めることができます。
「身長を伸ばすには牛乳を飲みましょう」と記事に書く場合、信頼できる病院の論文から根拠を探して記載しましょう。この場合の参考論文はこちら「Dairy Consumption and Female Height Growth: Prospective Cohort Study」
論文などの引用がなければ、ユーザーは「どこから持ってきたの情報?」「あなたの感覚じゃないの?」と不信感を覚えます。
引用文の発リンクを貼ることで、あなたのサイトの信頼性が高まります。
ポイント
論文を探すなら、「Google Scholar」から探せます。
また、高品質のサイトにするには、「E-A-T」を意識すると良いでしょう。
- Expertise 専門性
- Authoritativeness 権威性
- Trustworthy 信頼性
SEOにおいて、この3つすべて揃って、初めて上位表示されるほど重要な項目です。
ちなみに、「引用」することで、上記のうちの一つ「信頼性」が高まります。
詳しくは、YMYLとE-A-Tの関係は?【知らないと損するSEO戦略】で解説しています。
発リンクを貼る際の注意点

続いて、発リンクを貼る際の注意点です。
発リンクを貼る際の注意点
- 発リンクを貼りすぎない
- 低品質の発リンクを貼らない
発リンクを貼りすぎない
発リンクは、1つの記事に貼りすぎないようにしましょう。
Googleガイドラインでは、下記のように述べられています。
1 ページのリンクを妥当な数に抑えます(最大で数千個)。
「ウェブマスター向けガイドライン」より引用
「根拠ある内容にするため大量の引用文で作られた記事」はユーザーの利便性を考えられていない記事として、当然マイナス評価を受けます。
必要最低限のリンクで記事を作成しましょう。
低品質の発リンクを貼らない
「自動生成された発リンク」や「明らかに怪しいサイトへ誘導している発リンク」などは、ペナルティを受ける可能性があるので辞めましょう。
では、どのような発リンクが良いのでしょうか。
- 厚生労働省や国土交通省など国の行政機関の記事
- 医者や弁護士など資格を持った個人が書いた記事
- 大学や大学病院など専門機関が書いた記事
- 大手企業が運営するサイトの記事
- 商品レビューやお店の紹介など1次情報を書いた記事
上記のような、十分な専門性と認定資格を持った個人・組織による情報を参考にしましょう。
発リンクをチェックする方法

最後に、発リンクをチェックする方法をご紹介します。
発リンクは、「SEOチェキ!」で調べられます。

調べたいURLを入力するだけで、発リンクが一覧で表示されます。
まとめ

今回は、発リンクを貼るメリットをご紹介しました。
改めて、発リンクを貼るメリットです。
発リンクを貼るメリット
- ユーザーの利便性が向上する
- サイトの信頼性を高めることができる
発リンクはSEO効果のあるリンクとして、ぜひ積極的に取り入れましょう。
また、SEOについての詳細は、【保存版】SEO対策とは?SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説で解説しています。
本日は、以上です。