
そんな疑問にお答えします。
実は、説得力のある文章にするためには、ある型に当てはめればOK。
その型とは、今回紹介する「PREP法」と呼ばれるものです。
そこでこの記事では、ブログで使える「PREP法」の書き方をご紹介します。
この記事を読むと、説得力のある、読者に伝わる文章の書き方が分かります。
この記事を読むと分かること
- PREP法とは
- PREP法を使うメリット
- PREP法の具体例
結論、PREP法は、ブログ記事を書く以外に、相手に言葉で伝える際にも使われるほど便利な型です。
目次
分かりやすい文章を書くには「PREP法」を使えばOK!

PREP法とは、結論→理由→具体例→結論の順に書いていくことを指します。
PREP法は「Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の頭文字をとったものです。
また、下記は【PREP法】の型になります。
結論(P)
「○○の結論は、○○です。」
理由(R)
「なぜなら、○○だからです。」
具体例(E)
「実際に○○ということがありました。」
結論(P)
「したがって、○○の結論は、○○です。」
初心者の方は自己流に文章を書くより、上記のように型に当てはめることで説得力のある文章になります。
また、この型はブログ記事だけでなく、プレゼンテーション資料や上司に報告する際にも使える便利な型です。
PREP法のメリットは?

続いて、PREP法はどんなメリットがあるのでしょうか。
PREP法のメリット
- 説得力のある文章が書ける
- 構成に迷わない
- 上位表示されやすくなる
説得力のある文章が書ける

PREP法を使うと、説得力のある文章が書けるようになります。
例として、ビジネスシーンを想像すると理解しやすいです。
下記は、PREP法を使わない会話です。
PREP法を使わない例
上司:「この前、お願いしていた資料の作成終わった?」
部下:「ええっと、実は数日前にできていたんですが、昨日…」
上司:「結局何が言いたいの?」
部下:「すいません。」
これだと説得力に欠け、上司に注意されるのは目に見えてわかるでしょう。
一方、PREP法を使うと説得力のある会話になります。
PREP法を使った例
上司:「この前、お願いしていた資料の作成終わった?」
部下:「まだ終わっていません。現在、全体の70%完了しており、明日には仕上げられます。」
上司:「分かった。ありがとう。」
このように、結論から伝えることで、相手に伝わる会話になります。
これは会話の例ですが、文章も同様、結論から書くことで説得力が高まります。
構成に迷わない

PREP法を使うと、構成に迷いません。
要は、記事を作成する時間が短縮できます。
例えば、家具を組み立てるとき、手順が書かれた紙が「ある場合」と「ない場合」では、どちらが短い時間で組み立てられるか分かると思います。
決められた手順で書くことができるため、記事を書くことが苦手な人でも誤った展開にならず文章が作成できます。
上位表示されやすくなる

最後は、上位表示される記事を書くことができます。
要は、SEOに強い記事になるということですね。
Googleは、質の高い記事かどうか判断する基準に「滞在時間」というものがあります。
滞在時間とは
そのページに滞在した時間を指します。
PREP法で記事を書くことで
最後まで読まれる
↓
滞在時間が長いと「質の高い記事」としてGoogleに評価される
↓
Googleから良い評価をもらうと、上位表示されやすくなる
となります。
PREP法を使うように意識しましょう。
詳しくは、ブログの滞在時間を伸ばす方法5選【滞在時間はSEOにどう影響する?】で解説しています。
PREP法の具体例

それでは、PREP法を使った型の具体例を見ていきます。
通常のPREP法の例
PREP法の例1
【結論】
「ブログを半年以上継続できている」のはスゴイことなので、もっと自信を持って良いです。
【理由】
なぜなら、ブログを開設して継続できている人より、継続できていない人のほうが多いからからです。
【具体例・根拠】
実際、総務省の調査によると、「ブログ開設半年後に75%の人がブログを辞めている」というデータが出ています。
結論
データから見て分かる通り、ブログを継続する難しさが分かると思います。よってブログを継続できている人は皆スゴイのでもっと誇りを持って大丈夫です。
セールスする場合のPREP法の例
また、文章の最後で商品やサービスをセールスする際も同様、PREP法が有効です。
PREP法の例2
【結論】
メモを書くなら、PCより紙に手書きするのがおすすめ。
【理由】
なぜなら、手書きするほうが記憶に残りやすく、勉強効果が高いことが分かっているからです。
【具体例・根拠】
事実、ノルウェー科学技術大学が20人の学生の脳活動を調べた調査によると、「キーボードの使用よりも手書きのほうが多くを学び、よりよく覚えている」というデータが出ています。
【結論】
よって、忘れたくないことは手書きしましょう。
【セールス】
また、メモの効果を学ぶなら、「メモの魔力」「0秒思考」という本がおすすめです。
上記のように、PREP法の型に当てはめるだけで、説得力のある文章になります。
統計データを探す方法
また、統計データを取得するには、下記のサイトが参考になります。
他にも、[〇〇 統計]
と検索すると出てくるので、ぜひ検索してみてください。
まとめ 文章力を鍛えるには型を覚えよう!

今回は、PREP法の書き方をご紹介しました。
改めて、PREP法の例です。
結論(P)
「○○の結論は、○○です。」
理由(R)
「なぜなら、○○だからです。」
具体例(E)
「実際に○○ということがありました。」
結論(P)
「したがって、○○の結論は、○○です。」
最後に、文章力を鍛えるには、型を覚えることが一番です。
野球の素振りや楽器演奏で上達するには、正しいフォーム(型)を身につけることから始まります。
このようにブログも同様、文章力を鍛えるには型を知ることが大事です。
ぜひ、PREP法を意識して記事を書いてみましょう。
本日は以上です。