
そんな疑問にお答えします。
実は検索意図を満たすことで上位表示しやすくなります。
なぜなら、読者満足度の高い記事になるから。
この記事では検索意図を満たした記事の書き方をご紹介します。
この記事を読むと分かること
- 検索意図の4つの種類
- 検索意図が重要な理由
- 検索意図の調べ方
- 潜在ニーズを使うメリット
この記事を読むと、検索意図の調べ方と活用方法が分かります。
検索意図とは?

検索意図とは、読者が「何を知りたいのか、どんな答えを求めているのか」、といった検索する目的のことです。
検索意図を把握することで、記事構成が明確になり、読者が満足する記事が書けます。
例えば、検索キーワードが[iphoneアプリ おすすめ]なら、「ダウンロードすべきおすすめiphoneアプリ」が検索意図となります。
このように記事を書く上で、読者の検索意図を満たすことが重要です。
検索意図の種類

それでは、検索意図とは、どのような種類があるのでしょうか。
検索意図には4つの種類があると、Googleは発表しています。

4つの種類
- Knowクエリ
- Goクエリ
- Doクエリ
- Buyクエリ
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
Knowクエリ(知りたい)

Knowクエリとは、「〇〇について知りたい」ときに検索するキーワードです。
キーワード例
- 東京タワー 歴史
- ベーシックインカムとは
- 追い焚き 仕組み
クエリ
「〇〇 とは」「〇〇 仕組み」「〇〇 効果」「〇〇 種類」
Goクエリ(行きたい)

Goクエリとは、「検索したキーワードの場所(Webサイト)に行きたい」ときに検索するキーワードです。
キーワード例
- 羽田空港 アクセス
- 原宿 猫カフェ
- ZOZOTOWN ログイン
クエリ
「エリア 店舗」「店舗名 営業時間」「店舗名 アクセス」「サイト名 ログイン」
Doクエリ(やりたい)

Doクエリとは、「実際にやりたい」ときに検索するキーワードです。
キーワード例
- メルカリ 始め方
- 確定申告 やり方
- iphone 移行 手順
- 逆上がり コツ
クエリ
「〇〇 始め方」「〇〇 やり方」「〇〇 手順」「〇〇 コツ」
Buyクエリ(買いたい)

Buyクエリとは、「購入したい、申し込みたい」ときに検索するキーワードです。
キーワード例
- ニトリ 通販
- ディズニー チケット
- ワイヤレスイヤホン おすすめ
- ahamo 申し込み
クエリ
「〇〇 通販」「〇〇 チケット」「〇〇 おすすめ」「〇〇 申し込み」
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検索ユーザーがどのような目的で検索しているのか、上記の4つに当てはめてみましょう。
なぜ検索意図が重要なのか

これまで、検索意図についてご紹介してきました。
では、「なぜ検索意図を満たす必要があるのか」。ここについても触れていきたいと思います。
それはSEO(上位表示させること)において、検索意図を満たすことが一番重要だからです。
Googleは、検索ユーザーを一番に考えています。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Googleが掲げる10の事実
「Googleが掲げる10の事実」のひとつに、ユーザー(読者)目線に立つべきと書かれています。
そのためには、
- ユーザーがどのような悩みを抱えているのか
- どのようにアドバイスをすれば解決できるのか
ユーザー目線で検索の目的(検索意図)を把握することが重要となります。
検索意図を満たしていない記事が上位表示できないワケ
さらに深堀りをし、検索意図を満たしていないと上位表示できないワケを解説します。
例えば、検索キーワードが[確定申告 書き方]
なら、「確定申告の書き方のポイントが網羅的に書いてある記事」を上位表示させるでしょう。
なぜなら、検索意図と違う記事しか検索結果に表示されなければ、検索ユーザーは「Googleでは欲しい情報が手に入らない」と判断し、Yahoo!やBingの別の検索エンジンに移るからです。
そうなっては、Googleに広告を掲載している企業も撤退してしまい、Googleの売り上げが下がってしまいます。
なので、Googleとしても検索意図にあった記事を検索上位するのは当たり前と言えるでしょう。
検索意図を調べる方法

では、検索意図を満たした記事を書くためには、どのように調べればいいのでしょうか。
調べ方のポイントは、下記の7つになります。
検索意図を調べる方法
- バーティカル検索を見る
- 上位表示されている記事を見る
- サジェストキーワードを見る
- 関連キーワードを見る
- 共起語を見る
- Q&Aサイトを見る
- SNSを見る
バーティカル検索を見る
バーティカル検索とは、Googleの検索結果に表示されている検索機能です。

バーティカル検索の項目を見ることで、
- Knowクエリ
- Goクエリ
- Doクエリ
- Buyクエリ
の4つが瞬時に判別できます。
Goクエリ


ポイント
Goクエリは、バーティカル検索の項目の先頭が「地図」になります。また、キーワードによって、地図が表示されます。
Doクエリ


ポイント
Doクエリは、検索結果に動画の枠が表示されていることがあります。
Buyクエリ


ポイント
Buyクエリは、バーティカル検索の項目の先頭が「ショッピング」になります。
Knowクエリ
Knowクエリは、Goクエリ、Doクエリ、Buyクエリに当てはまらないものが該当します。
ポイント
検索の大部分はKnowクエリが占めています。
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ブログのアクセスを増やすなら「Knowクエリ」、物を売っていくなら「Buyクエリ」の記事を書くようにしよう。
上位表示されている記事を見る
上位表示されている記事は、Googleが検索意図を満たした質の高い記事と判断した記事になります。
例えば、検索キーワードが[北海道 8月 気温]
では、上位表示されている記事タイトルに「気温」のほかに「服装」が入っています。

ということは、気温の紹介だけでなく、服装の紹介も入れるべきだと分かります。
このように検索意図に迷ったら、上位表示されている記事を参考にしましょう。
サジェストキーワードを見る
サジェストとは、検索窓にキーワードを入れると、そのキーワードと一緒に検索されているキーワードを表示する機能です。

他のユーザーが調べているキーワードが表示されるので、自分では気づかないキーワードも発見できます。
関連キーワードを見る
関連キーワードとは、検索したキーワードに関連するキーワードのことです。

サジェストと違い、他のユーザーに関係なく、Googleが選別した関連するキーワードが表示されます。
共起語を見る
共起語とは、あるキーワードを説明する際に欠かせないキーワードのことです。
例えば、「みなとみらい」の共起語は、
「ホテル」「レストラン」「営業時間」「アクセス」「みなとみらい駅」「ショップ」「施設」
といったキーワードが共起語になります。
上記のキーワードを全く入れずに、みなとみらいの記事を書くのは難しいと思います。
このように、関連したキーワードが「共起語」となります。
共起語はツールを使って、調べることができます。
おすすめのツールは、「ラッコキーワード」です。

共起語の詳細は下記で解説しています
Q&Aサイトを見る
「悩んでいる人の気持ちが知りたい…」
そんな人はQ&Aサイト(Yahoo!知恵袋、教えて!goo)がおすすめです。
例えば、「プログラミングの勉強方法」について記事を書こうとします。
そこでYahoo!知恵袋で[プログラミング 勉強方法]
で検索してみると、

上記のように、「プログラミングを習得した後の稼ぎ方」についてのニーズがあることが分かります。
なので、勉強方法+稼ぐ方法(アプリ開発をする、企業から案件を獲得する)などの具体例を書くことで検索意図を満たした記事になります。
SNSを見る
SNSもQ&Aサイト同様、悩みを抱えたユーザーが日々投稿しています。
SNS(Twitter)はQ&Aサイトより気軽に呟けるので、よりリアルな悩みを知ることができます。
上記のように、勉強方法+継続する方法も入れるといいでしょう。
検索意図を満たすには潜在ニーズを意識する

上位表示させるには検索意図を満たす必要があるとお伝えしてきました。
しかし、検索キーワードを満たしただけでは完璧に検索意図を満たしたとは言えません。
「どういうことなのか?」
それが、これから説明する「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」です。
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
それぞれ見ていきましょう。
顕在ニーズ
顕在(けんざい)ニーズとは、検索ユーザー自身が認識している欲求のことです。
例えば、[プログラミング 始め方]で検索したら、「プログラミングを始める方法が知りたい」が顕在ニーズです。
潜在ニーズ
潜在(せんざい)ニーズとは、検索するまで自分自身が気づいていない欲求のことです。
先ほどの「プログラミング 始め方」の例で言えば、
「プログラミングを始める」のは手段で、ゴールは「お金を稼ぐこと」です。
このゴールである潜在ニーズを提示することで質の高い記事になります。
他にも、顕在ニーズ・潜在ニーズの例です。
顕在ニーズ:「コンセントのあるカフェを知りたい」
潜在ニーズ:「静かで喫煙所のある集中できるカフェが知りたい」
ポイント
コンセントのあるカフェを探しているということは、長時間滞在する可能性があるので、上記の潜在ニーズも記載すると良い。
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潜在ニーズを提示してこそ、検索意図を満たした記事と言えるでしょう。
潜在ニーズを使うメリット
潜在ニーズを入れることで、ページの滞在時間を長くすることができます。
当然、目的の内容がなければ、読者は再検索をします。
再検索はSEOの評価を落とす可能性があるので気をつけたい点です。
例えば先ほども例に挙げた、[北海道 8月 気温]
なら、

顕在ニーズ:「北海道の8月の気温が知りたい」
潜在ニーズ:「最適な服装が知りたい」
となります。
なので、潜在ニーズを記載することで、再検索を防ぎ、ページの滞在時間を長くすることができます。
詳しくは、ブログの滞在時間を伸ばす方法5選【滞在時間はSEOにどう影響する?】で解説しています。
まとめ 検索意図はSEO対策に欠かせない要素です

今回は、検索意図を満たした記事を調べる方法・書き方をご紹介しました。
検索意図の種類は4つあります。
4つの種類
- Knowクエリ
- Goクエリ
- Doクエリ
- Buyクエリ
ポイント
どのクエリのキーワードなのか把握することで読者の悩みを知ることができます。
また、検索意図を調べる方法は7つあります。
検索意図を調べる方法
- バーティカル検索を見る
- 上位表示されている記事を見る
- サジェストキーワードを見る
- 関連キーワードを見る
- 共起語を見る
- Q&Aサイトを見る
- SNSを見る
ポイント
一番は、「上位表示されている記事」を見るといいでしょう。また、「Q&Aサイト・SNS」は読者の声が分かるので、検索意図が全く出てこない人におすすめです。
検索意図を満たすことで、SEOに強い記事を作ることができるので、ぜひ意識しましょう。
SEOについての詳細は、【保存版】SEO対策とは?SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説で解説しています。
本日は以上です。