
検索結果に記事が表示されるには、どうすればいいの?
そんな疑問にお答えします。
クローラーとは、Webサイトの情報を取得するロボットです。
新規で公開した記事は、クローラーによってサイト内の情報を取得したあと、インデックス(データベースに登録)されます。
インデックスされることで、初めて「検索結果に表示される」権利を得るわけです。
なので、SEO集客するためには、クローラーを呼びインデックスされることが最重要となるわけです。
そこで今回は、検索結果に表示されるための方法についてご紹介します。
検索結果に表示される仕組みを知っておけば、SEO対策をスムーズに進められるでしょう。
クローラーとは

クローラーとは、Webサイトの情報を取得するロボットです。
クローラーによってサイト内の情報を取得し、インデックスされることで、初めて検索結果に表示されます。
逆を言えば、クローラーがサイト内の情報を取得できなければ、いつまで経っても検索結果に表示されません。※1
※1 詳細は後述する
検索エンジンの仕組みとは?

まずはじめに、検索エンジンの仕組みについてお伝えします。
クローラーの種類
日本で有名な検索エンジンといえば、「Google」、「Yahoo!」を思い浮かべるでしょう。
この「Google」、「Yahoo!」の検索エンジンには、それぞれ専用のクローラーが存在します。
下記が、検索エンジンとクローラー名です。
検索エンジン | クローラー名 |
---|---|
Googlebot | |
Yahoo! | YahooSlurp |
Bing | Bingbot |
百度(バイドゥ) | Baiduspider |
この中で、日本国内のシェアが多い検索エンジンは、「Google」、「Yahoo!」、「Bing」この3つになります。
この3つのシェア率は以下のとおりです。

- Google: 約77.8%
- Yahoo!: 約13.8%
- Bing: 約7.7%
※2021年7月地点
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約80%と、半数以上がGoogleを利用しています。
また、Yahoo!は2010年にGoogleの検索エンジンのテクノロジーを採用したため、検索結果はGoogleとほとんど変化がありません。
なので、実質、Googleが検索エンジン日本シェア率90%(Google(77%)+Yahoo!(13%))となります。
結論としては、日本で使用されている検索エンジンは「Google」ということになります。
Google検索エンジンの仕組み
それでは、Googleの検索エンジンの仕組みについてご紹介します。
Googleの検索エンジンはロボット型で、大きく分けて
「クロール(クローラーがサイト内を巡回すること)」
「インデックス」
「アルゴリズム」
の3つ機能で構成されています。
それぞれの特徴は、下記のとおりです。
Googleの検索エンジンはロボット型3つ機能
- クロール・・・Webサイトを巡回して、情報を収集する
- インデックス・・・取得した情報を検索しやすいようにデータベースに登録する
- アルゴリズム・・・Google側が定めたルールで検索結果の順番を決める
また、検索結果を表示する流れを簡単に伝えると、下記のとおりです。
検索結果を表示する流れ
クローラーがサイトを巡回(クロール)
↓
クローラーが取得した情報をデータベースに登録(インデックス)
↓
データベースの情報を元にGoogle側が定めたルールで検索結果の順番を決める(アルゴリズム)
ここで一番お伝えしたいのは、クロールされなければ「検索結果に表示されることはない」ということ。
ということは、検索結果に表示されるためには、クロールされることが重要となってきます。
では、どうすれば、「クロールさせることができるのでしょうか。」
クローラーを呼ぶ方法

それでは、クローラーを呼ぶ方法をご紹介します。
今回ご紹介するのは、 下記の方法です。
クローラーを呼ぶ方法
- サイトマップを作成し、検索エンジンに送信する
- URL検査ツールを使用し、検索エンジンに直接送信する
まずはじめにお伝えしておくと、これらの施策を行ったからと言って、すぐにクローラーがやってくるわけではありません。
ただ、全く効果がないわけではなく、クローラーを呼ぶことで来るまで期間が短くなるかもしれないので積極的に行いましょう。
それでは、一つずつ見ていきます。
XMLサイトマップを作成し検索エンジンに送信する
まず1つ目は、XMLサイトマップを作成し、検索エンジンに送信する方法です。
XMLサイトマップとは、検索エンジン向けにサイト全体の構成を一覧にしたものです。
XMLサイトマップを作成することで、より効率的にクローラーが巡回できるので、効果的な施策となります。
WordPressであれば、「Google XML Sitemaps」というプラグインを使って作成できます。

↓↓ 詳しくは下記で解説しています。
URL検査ツールを使用し、検索エンジンに直接送信する
続いて2つ目が、URL検査ツールを使用し、検索エンジンに直接送信する方法です。
こちらは、Googleサーチコンソールを利用します。
↓ Googleサーチコンソールの登録方法は、WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法をご覧ください。
step
1URL検査をする
Googleサーチコンソールで「URL検査」をします。
URL検査のやり方ですが、「①テキストボックスにクロールさせたいページのURLを入力」します。
続いて、「インデックス登録をリクエスト」をクリックしましょう。

これで、送信完了です。
しばらくすると、「URLがGoogleに登録されています」
と表示されるので、これ設定完了です。

step
2サイトマップを送信する
続いて、サイトマップを送信します。

- 「サイトマップ」をクリックする
- 枠に「sitemap.xml」と入力する※2
- 入力後、「送信」をクリックする
- 「成功しました」と表示されれば完了
※2 エラーが出る場合は、「index.php?xml_sitemap=params=」と入力すると成功すると思います。
上記の流れでサイトマップを送信します。
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インデックスされるまでに時間がかかるので、記事を公開したらすぐGoogleサーチコンソールでURL検査するといいよ。
インデックスの確認方法

クロールを呼ぶことができたので、あとは「インデックスされているか」確認します。
今回は、「特定のページを確認する方法」と「サイト全体を確認する方法」の2つご紹介します。
クローラーを呼ぶ方法
- 特定のページを確認する方法
- サイト全体を確認する方法
それでは、見ていきましょう。
特定のページを確認する方法
Googleの検索枠に確認したいページのURLを入力し、「"」ダブルクォーテーションマークで囲みます
例
"確認したいURL"
それでは、実際に確認してみます。
検索枠に、「"」で囲んだURLを入力し、検索します。

↓ インデックスされていないパターン

↓ インデックスされているパターン

インデックスされていれば、ページタイトルが表示されます。
もし、インデックスされていなければ、改めて、GoogleサーチコンソールのURL検査ツールを使用し、サイトマップを送信すると良いでしょう。
サイト全体を確認する方法
サイト全体の場合は、確認したいページのURLの前に「site:」をつければOK。
例
site:確認したいURL
注意ポイント
サイト全体なので、トップページのURLを入力しましょう。
このように、サイト全体のインデックス数が分かります。

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インデックス数が正確な数ではなく、あくまで目安だよ。
まとめ インデックスされないと検索結果に表示されませんので注意を!

今回は、クローラーについて、検索結果に表示されるための方法をご紹介しました。
改めて、検索結果を表示する流れです。
検索結果を表示する流れ
クローラーがサイトを巡回(クロール)
↓
クローラーが取得した情報をデータベースに登録(インデックス)
↓
データベースの情報を元にGoogle側が定めたルールで検索結果の順番を決める(アルゴリズム)
繰り返しになりますが、インデックスされないと検索結果に表示されることはありません。
なので、記事を公開したタイミングで「クローラーを呼ぶ」ことをしましょう。
下記が、クローラーを呼ぶ方法です。
クローラーを呼ぶ方法
- サイトマップを作成し、検索エンジンに送信する
- URL検査ツールを使用し、検索エンジンに直接送信する
検索結果に表示される仕組みを知っておけば、SEO対策をスムーズに進められるでしょう。
SEOについての詳細は、【保存版】SEO対策とは?SEO対策の基本から今すぐできる対策を解説で解説しています。
本日は以上です。